Unified Runnerの概要

Unified Runnerは次世代のmablテストサービスで、テスト実行の信頼性向上と高速化が図られています。クラウド、コマンドラインインターフェイスデスクトップアプリケーションでテストロジックを統合することで優れた信頼性が実現されています。

Unified Runnerは、クラウドでChromeとEdgeのテスト実行を行う従来の仕組みに代わるものです。アドホック実行とプラン実行では、デフォルトでUnified Runnerが使用されます。一定期間の間、既存のアカウントはChromeでUnified RunnerまたはLegacy Runnerのどちらを使用するかを選択できます。

現時点で、Unified Runnerを用いてローカルおよびクラウドの両方でテストを実行できるのはChrome環境のみです。

ローカルでのテスト実行では、mabl CLIまたはmablデスクトップアプリケーションを介してUnified Runnerを使用できます。

Legacy Runnerの廃止

2022年3月21日にUnified Runnerの一般提供が開始されたことにより、Chrome用のLegacy Runnerは延長サポート期間に移行しました。この延長サポート期間中に、既存のお客様はLegacy RunnerのすべてのプランをUnified Runnerに移行するようにお願いします。Unified Runnerへの移行は、こちらの手順で実行できます。この移行期間が終了すると、Chrome用のLegacy Runnerは正式に廃止となります。

3月21日以降に利用を開始したトライアルおよびお客様は、Chrome用のLegacy Runnerにはアクセスできませんのでご注意ください。

延長サポート期間とは何ですか?
延長サポート期間中は、Chrome用のLegacy Runnerの既存の機能をそのまま使用できます。ただし、新しい機能はUnified Runnerでしか利用できません。Legacy Runnerに関して報告されたバグには、ケースバイケースで対処します。

Legacy Runnerが廃止されるとどうなるのでしょうか?
Legacy Runnerが廃止されると、サポートされるテストタイプのChromeでのテスト実行はすべてUnified Runnerで行われるようになります。この変更のスケジュールについては、今後数か月の間にお知らせする予定です。

Unified Runnerでのテスト実行は引き続き無償で利用できますか?
ベータ期間中は、Unified Runnerを使用したテスト実行は毎月の実行割り当てに加算されていませんでした。GAリリースに伴い、2022年4月1日より、Unified Runnerでのテスト実行が毎月の実行割り当てに含まれるようになります。この変更に伴って、使用状況チャートの数字が大きく変わることがあります。Chromeでの従来のテスト実行は、引き続き毎月の実行割り当てに加算されます。

テストのセットアップ

Unified Runnerは、プランレベルとアドホックレベルの両方でデフォルトでオンになっています。

このオプションはプランの設定ページにあります。サポートされているブラウザー (Chromeのみ) の場合、この設定が有効になっているプランは、新しいUnified Runnerで実行されます。Unified Runnerでサポートされていないブラウザーの場合は、Unified Runnerの代わりに従来のv1 Runnerが使用されます。

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Unified Runner (プラン)

アドホック実行の場合も、Unified Runnerがデフォルトで使用されます。移行期間中にLegacy Runnerを使用する必要がある場合は、[Use the legacy test runner for Chrome] を切り替えるだけで、Legacy Runnerを使用できるようにすることができます。

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Unified Runner (アドホッククラウド実行)

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デフォルトのビューポートサイズ

幅と高さが指定されていない場合、Unified Runnerはクラウド環境でデフォルトで幅1400および高さ1000に設定されます。テストの作成時に使用したビューポートサイズを反映した幅と高さを使用することをお勧めします。

改善

高速化と信頼性の向上に加えて、Unified Runnerでは、次の機能強化が図られています。
テスト実行:

  • アドホッククラウド実行でChromeのステップトレースを取得できます。
  • クラウドでのUnified Runnerによる実行でインテリジェント待機を使用してアプリケーションに合わせてタイミングを調整できます。

動作の変更

以下は、Unified Runnerでの既知の動作の変更です。

テストの作成:

  • 右側の角括弧のない無効なCSSセレクターが受け入れられなくなります。既存のテストを更新して、CSSセレクターを正しい書式に修正する必要があります。たとえば、Legacy Runnerでは、[aria-label="settings-portal-access" というCSS表現が受け入れられていましたが、Unified Runnerではこれが受け入れられなくなるため、[aria-label="settings-portal-access"] に修正する必要があります。
  • Legacy Runnerの場合よりも、JavaScriptの構文が厳密に適用されるようになります。たとえば、変数は必ず明示的に定義する必要があります。

テスト実行:

  • エレメントの検索ステップでXPathまたはCSSセレクターを使用してテキストを入力する場合、XPathまたはCSSセレクターでテキストを入力する対象の入力エレメントを見つける必要があります。Legacy Runnerでは、エレメントがフォーカスされていない場合でも、テキストの入力が行われていました。

制限事項

現在のバージョンのUnified Runnerには、次の制限事項があります。

サポート対象ブラウザー:

  • 現時点でサポートされているのはChromeのみです。他のブラウザーは今後サポートされる予定です。

テストの作成:

  • デスクトップアプリケーションで作成されたテストとフローのみがサポートされています。
  • ビジュアルスモークテストはサポートされていません。ビジュアルスモークテストでは、Legacy Runnerが使用されます。
  • リンククローラーテストはサポートされていません。リンククローラーテストでは、Legacy Runnerが使用されます。
  • ホームページ訪問テストはサポートされていません。ホームページ訪問テストでは、Legacy Runnerが使用されます。

Unifiedテスト実行の特定インテリジェント待機、およびUnified Runnerへの移行の詳細をご確認ください。


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