mablのテストトラフィックはすべて、固定されたIPアドレスから発信されます。ファイアウォールの許可リストやホワイトリストにmablの静的IPアドレスを追加すると、非公開のテスト環境や本番環境へのアクセスを許可してクラウド実行を行うことができます。
静的IPアドレスはmabl Linkに代わるものです。企業のファイアウォールの内側にあるプライベート環境をテストするためのより安全なソリューションが必要な場合は、mabl Linkに関する記事をご確認ください。
IPアドレスを見つける
mabl Link経由で実行するようにテストを設定している場合を除き、すべてのクラウドテストトラフィック、webhook呼び出し、URLの検証トラフィックは、mablアプリケーションの [NETWORKING] ページに記載されているIPアドレスから発信されます ([Settings] > [NETWORKING])。
mablブラウザーで使用されている静的IPアドレスの例
IPアドレスはCIDRブロック形式で表示されています。お使いのファイアウォールでCIDR形式を使用していない場合は、アドレスから/28
を削除したものをファイアウォール設定で使用します。
mablは、HTTPS / TLS (443
) の標準ポートを使用します。
Google Cloud Platformサービスでホストされているテスト対象アプリケーション
テスト対象アプリケーションが、以下のような一部のGoogle Cloud Platformサービスによってホストされている場合、テストトラフィックは内部のGoogle Couldネットワークを経由してアプリケーションに直接到達するため、トラフィックはアドレス0.0.0.0
から発信されているように見えます。
- Google App Engine
- Google Cloud Run
- Google Cloud Functions
現在の静的IPアドレス
この記事の更新時点でのmablの静的なエグレスIPは、次のとおりです。
- 3.146.47.160/27
- 34.132.2.128/28
- 34.31.138.224/27
上記のように、最新のIPアドレスはmablアプリケーションにアクセスして確認することができます。
廃止された静的IPアドレス
以前使用されていた廃止済みのエグレスIPは、次のとおりです。
- 104.198.166.162/32 (廃止済み)
- 35.184.236.163/32 (廃止済み)
- 207.254.16.90/32 (廃止済み)
セキュリティ上の理由から、廃止されたエグレスIPは引き続きmablが管理していますが、実運用のmablテストトラフィックでは使用されません。
IPアドレスの変更の通知
mablで静的IPアドレスが追加または削除された場合、その変更は以下の方法で通知されます。
- Friends of mabl Slackチーム
- リリースノート
- mablアプリケーションの [NETWORKING] ページ ([Settings] > [NETWORKING])