Dockerはmabl Linkをセットアップする際によく使われる方法で、Dockerを使用してmabl Linkをセットアップすると、ホストマシンでのJavaのインストールとJavaベースのLink Agent配布パッケージのセットアップが必要なくなります。この記事では、Dockerコンテナー内でLink Agentを実行する方法について説明します。
Dockerコンテナー内でLink Agentを実行するには、"Link Agent" APIキーが必要です。ワークスペースの所有者はmablアプリケーションの [APIS] ページでAPIキーを作成できます ([Settings] > [APIS])。
ステップ1: Link Agentイメージの取得
Link Agentを実行するマシンでDockerからmablhq/link-agent imageを取得します (docker pull mablhq/link-agent
)。
ステップ2: Link Agentの実行
Dockerコンテナー内でLink Agentを実行するには、次の引数が必要です。
<your-api-key>
- "Link Agent" APIキー<agent-name>
- Link Agentの名前を英小文字、数字、ダッシュから成る1~24文字で作成します。
次のコマンドを使用して、Dockerコンテナー内でLink Agentを実行します。
$ docker run mablhq/link-agent --api-key <your-api-key> --name <agent-name>
また、次のコマンドを使用して、コンテナーをバックグラウンドデーモンプロセスとして実行することもできます。
$ docker run -d --name mabl-link-agent mablhq/link-agent \ --api-key <your-api-key> --name <agent-name>
HTTPフォワードプロキシのサポート
ネットワークで必要な場合は、基本プロキシ認証のサポートも含め、HTTPフォワードプロキシを使用するようにLink Agentを設定できます。Link Agentではプロキシ自動設定 (PAC) もサポートされます。
ステップ3: Link接続の有効性の検証
Link Agentを起動した後、mablアプリケーションの [NETWORKING] ページに戻ります ([Settings] > [NETWORKING])。[Link Agents] セクションにLink Agentが表示され、起動中はステータスが [Initializing] になります。起動後数分で、Link Agentのステータスは [Connected] に変わります。
次のステップ
Link Agentがインストールされて実行されたら、mabl Link経由で実行するようにテストを設定します。