テストでLink Agentが使用されなくなった場合は、mablアプリケーションまたはmabl CLIでLink Agentをシャットダウンできます。
Link Agentは一旦削除すると、mablアプリケーションで再度起動することはできません。Linkを介したトラフィックのルーティングを一時的に停止したい場合は、テスト環境でのmabl Linkの無効化の手順を参照してください。
mabl Linkのシャットダウン
mablアプリケーションでは、[NETWORKING] ページでLink Agentをシャットダウンできます ([Settings] > [NETWORKING])。
シャットダウンボタンの場所
mabl CLIでは、mabl link-agents terminate
コマンドを使ってLink Agentをシャットダウンできます。詳細については、mabl CLIのLink Agentコマンドに関する記事を参照してください。
1つのLink Agentで複数のトンネルを管理している場合は、いずれかのトンネルをシャットダウンすることで、Link Agentがシャットダウンされ、管理されているすべてのトンネルが終了します。
環境の更新
Link Agentに関連付けられているmabl環境がある場合は、環境を編集し、[Use link agent] のチェックをオフにします。環境の更新を行わないと、これらの環境でテストを実行したときにテストが失敗するようになります。
KubernetesベースのLink Agentの終了
mablアプリケーションでLink Agentの [Shutdown] ボタンをクリックすると、指定された数のレプリカを維持するため、数秒以内にKubernetes Deploymentによって代わりのLink Agentが起動されます。同様に、PodベースのLink Agentは、再起動ポリシーに基づいて再起動を行います。
KubernetesベースのLink Agentを停止するには、次のkubectl delete
コマンドを使用します。
- PodベースのLink Agent:
kubectl delete pod mabl-link-agent -n <YOUR-NAMESPACE>
- DeploymentベースのLink Agent:
kubectl delete deployment mabl-link-agent-deployment -n <YOUR-NAMESPACE>
Linkトンネルの自動クリーンアップ
いくつものLink Agentを管理していて、業務との関連がなくなったLink Agentが大量に蓄積されることが多い場合は、Linkトンネルの自動クリーンアップを有効にしてLink Agentをまとめて管理できます。
Linkトンネルの自動クリーンアップは、次の基準を満たしているトンネルを除去します。
- アクティブなLink Agentが接続されていない
- どの環境にも割り当てられていない
- 作成されてから24時間以上経過している
ワークスペース所有者は、[Labs] ページでこの設定を有効化できます ([Settings] > [Labs])。
現在、Linkトンネルの自動クリーンアップは早期アクセスで利用できます。設定は一般提供の前に予告なく変更されることがあります。