エンドツーエンドのブラウザテスト内でAPIステップを使うだけでなく、mablを使ってアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)のエンドツーエンドテストも自動化できます。ブラウザやモバイルデバイスとやり取りする必要があるUIテストとは異なり、APIテストはhttpプロトコルを通じてメッセージ層で実行されるため、UIテストよりもはるかに高速で、数分ではなく数秒で完了します。
ユースケース
APIテストのユースケースとして以下が考えられます。
- APIテストのカバレッジを向上させるために、APIが機能性、信頼性、パフォーマンス、セキュリティに関するあなたの期待を満たしているかを確認してください。
- APIテストをブラウザやモバイルのテストと組み合わせることで、より高速かつ信頼性の高いテストが実現できます。
- 既存のAPIテストからパフォーマンステストを作成して、APIの負荷時のパフォーマンスを検証します
APIテストのテスト出力
ワークフローへの組み込み
APIテストをする場合の、おおまかな流れは以下のようになります。
- mablのアプリケーションと環境を設定し、リクエストを送信したいAPIのベースURLを指定してください。
- APIテストの有名ツールであるPostmanを使ってAPIテストを作りましょう。作成したテストはmablにインポートできるため、すでにPostmanスクリプトがある場合は、それを簡単に取り込めます。
- APIテストを実行して、結果を確認しましょう。
- 必要に応じてテストを更新し、再利用可能なフローやスニペットを作成して、一般的なAPIテストシーケンスを効率化しましょう。
- APIテストを自動化するには、スケジュールで実行されるプランに追加するか、デプロイメントイベントでトリガーされるように設定します。
詳細情報
現在の設定と達成したいことに応じて、次のステップには以下についてもっと学ぶことが含まれるかもしれません。
- はじめに
- 高度なAPIテスト
- UIテストとの統合
制限事項
APIテストはWebsocketのテストをサポートしていません。Websocketのテストが必要なユースケースがある場合は、mabl Product Portalでお知らせください。