mabl Jenkins Pluginを使用すると、mablの特定の環境やアプリケーションに関連するmablプランを自動的にトリガーし、ビルドステージとして実行できます。
mabl Jenkins Pluginを使用すると、次のことを行うことができます。
- Jenkinsパイプラインプロジェクトまたはフリースタイルジョブでmablテストを実行する。
- mablテストが失敗した場合、Jenkinsビルドを失敗にする。オプションとして、失敗後も継続するようにビルドを設定できます。
- JUnitレポートでmablのテスト結果を確認する。
- Jenkins JUnitプラグインを使用して、Jenkinsでmablの結果を表示する。
プラグインの詳細、課題の提出、フォークとプルリクエストの送信については、プラグインリポジトリにアクセスしてください。
セットアップ
mabl Jenkins Pluginをセットアップする場合は、こちらの手順を参照してください。
mablプロジェクトステップ
Run mabl testsステッププラグインを設定するには、次の情報が必要です。
- CI/CD Integration APIキー - APIキーにアクセスできるユーザーは、ワークスペースの所有者に限定されています。
- 実行するプランのmablアプリケーションや環境。
- オプションの詳細設定として、プランラベルやテストブランチなど。
mablパイプラインステップ
mablパイプラインステップを作成するには、実行するプランの環境IDやアプリケーションIDを入手する必要があります。
デプロイイベントによってトリガーされるのは、デプロイ時に実行するように設定された有効なプランのみです。プランが無効化されている場合やデプロイイベントが存在しない場合、プランはデプロイイベントの一部として実行されません。
結果
プラグインの結果は、mablで表示することも、JUnit XMLテスト出力で表示することもできます。JUnitの結果は、mablテストの完了後、Jenkinsのビルドディレクトリにある`reports.xml`ファイルに出力されます。
Jenkinsでのmablの結果の表示
Jenkins JUnitプラグインを使用して、Jenkinsでmablのテスト結果を表示できます。
- `Run mabl tests`アクションをビルドに追加します。
- ビルド後の処理`Publish JUnit test result report`をビルドに追加します。
- `Test report XMLs`フィールドに`report.xml`を設定します。
- `Do not fail the build on empty test results`にチェックを入れます。
ビルド後の処理`Publish JUnit test result report`を設定すると、各ビルドの`Test Result`でmablのテスト結果を確認できます。
JUnitレポートのテストケースID
JUnit `report.xml`には、トリガーされたテストに関連付けられたテストケースIDの情報が含まれています。このレポートを使用すると、mablのテスト結果をテストケース管理ツールに統合することができます。詳細については、テストケース管理ツールとのインテグレーションに関する記事を参照してください。
JUnit `report.xml`ファイルにテストケースIDが存在する場合、Jenkins UIのテスト結果にはテストケースIDは表示されません。