mabl/trigger-tests Orbを使用すると、mablの特定の環境やアプリケーションに関連するプランを自動的にトリガーし、CircleCIパイプラインで実行できます。
mabl/trigger-tests
Orbを使用すると、次のことを行うことができます。
- mablテストをCircleCIパイプラインの1つのステップとして実行する。
- mablのテスト結果をCircleCIから直接確認する。
- 結果をJUnitレポートとして外部のテストケース管理ツールにエクスポートする。
セットアップ
mabl APIにアクセスするには、mablでAPIキーを作成し、これをCircleCIで環境変数として保存する必要があります。
- mablで
[Settings] > [APIs]
に移動し、CI/CD integration APIキーを作成します。APIキーにアクセスできるユーザーは、ワークスペースの所有者に限定されています。 - CircleCIで、
MABL_API_KEY
という環境変数を作成し、これをmablで作成したCI/CD integration APIキーの値に設定します。
CircleCIでのAPIキーの環境変数としての設定
サードパーティ製Orbを使用できるようにするため、CircleCIのセキュリティ設定の変更が必要になる場合があります。この設定は、[Organization Settings] メニューで更新できます。
組織でサードパーティ製Orbを使用できるようにする
trigger-tests Orbの追加
trigger-tests Orbのページにアクセスして、プロジェクト設定にOrbスタンザを追加する手順を確認します。このページには、環境、アプリケーション、プランラベル、テストブランチ、ブラウザーなど、すべての設定パラメーターが記載されています。
Orbスタンザには、少なくとも次の内容を含める必要があります。
- mabl APIキーを保持する環境変数の名前:
MABL_API_KEY
- トリガーするmablプランのアプリケーションIDや環境ID。これらのIDの取得方法の詳細については、mablリソースIDに関する記事を参照してください。
デプロイイベントによってトリガーされるのは、デプロイ時に実行するように設定された有効なプランのみです。プランが無効化されている場合やデプロイイベントが存在しない場合、プランはデプロイイベントの一部として実行されません。
結果
インテグレーションが動作しているかどうかをテストするには、CircleCIで実行をトリガーします。テストが完了したら、[Tests] タブで結果を確認できます。また、[Artifacts] タブで、JUnit XML形式の結果も確認できます。
[Artifacts] タブでのJUnitテスト結果の確認
JUnitレポートのテストケースID
junit.xml
レポートには、トリガーされたテストに関連付けられたテストケースIDの情報が含まれています。このレポートを使用すると、mablのテスト結果をテストケース管理ツールに統合することができます。詳細については、テストケース管理ツールとのインテグレーションに関する記事を参照してください。
JUnit XMLファイルにテストケースIDが存在する場合、CircleCI UIのテスト結果にはテストケースIDは表示されません。