アプリケーションと環境はmablでのテストに不可欠な要素であり、チームのテスト戦略のフレームワークを構成します。この記事では、mablで定義されているアプリケーションと環境の概要について説明します。
アプリケーションと環境の設定は、以下を行うための前提条件となる手順です。
- テストを特定のアプリケーションのURLまたはモバイルビルドに関連付ける
- テストをプランにまとめる
- テストをスケジュールに基づいて実行する
- 環境から変数を取得する
- テストをCI/CDパイプラインに統合する
- パブリックインターネットからアクセスできないアプリケーションをテストする
- 集計したテストステータスやカバレッジメトリックを確認することで、アプリケーションの品質を評価する
次の図は、アプリケーションと環境とテストがどのように構成されているかの概要を示したものです。
mablワークスペースの構成
アプリケーション
mablでは、「アプリケーション」はテスト対象アプリケーションのリストを表します。たとえば、観葉植物を販売している架空のEコマース事業であるPlants-To-Goのワークスペースでは、設定ページに以下の3つのようなアプリケーションがあります。
- Plants-To-Go Webアプリケーション
- Plants-To-Goマーケティングサイト
- Plants-To-Go求人ポータル
mablでアプリケーションを作成するには、ベースURLまたはモバイルビルドファイルを提供する必要があります。
環境
mablの環境は、コードをデプロイするソフトウェア開発ライフサイクルのステージ (開発、QA、アルファ、ベータ、リリース候補、本番など) と一致させる必要があります。
アプリケーションのURLとモバイルビルドは、1つ以上の環境に対して設定できます。次の例では、Acme Appというアプリケーションが、本番、QA、ステージングの各環境で実行されるように設定されています。
A mablのサンプルアプリケーション application in mabl
環境設定
以下の設定は環境レベルで制御されます:
- 環境変数 - 環境レベルで変数を保存し、複数のテストで使用します
- リンクエージェント - 公開インターネットからアクセスできない内部環境でアプリケーションをテストするための安全なトンネルを設定します
- ページのインタラクション速度 - 統合テスト実行でのインタラクション速度を変更する
詳細については、次の記事を参照してください。
https://help.mabl.com/hc/ja/articles/23120982365716