アプリケーション
アプリケーションは、機能、テスト、結果を組織に関連する単位に整理するのに使用します。多くのユーザーは顧客に提供している製品ごとにアプリケーションを定義していますが、さらに細かいレベルでアプリケーションを定義するユーザーもいます。前者の方法は、比較的小規模な1つの開発チームで製品をサポートしている場合によく用いられます。後者の方法は、豊富な機能を持つ製品を複数の開発チームでサポートしている場合によく使用されます。
アサーション
アサーションとは、テストの実行時にアプリケーションが正しい状態かどうかを確認するための記述です。たとえば、ブラウザーベースのTrainerを使用する場合に、テスト実行の特定の時点でテキストフィールドに特定の値があるかどうかをアサートできます。
クレデンシャル
クレデンシャルとは、テストを実行するためにmablに提供する認証情報です。現在、mablでは、1種類のクレデンシャル (ユーザー名/パスワード) のみがサポートされています。
デプロイメント (デプロイ)
指定された実行条件に一致するmablのすべてのプランをトリガーするイベントです。多くの場合、これらのイベントはCI/CDパイプラインからトリガーされますが、手動でトリガーすることもできます。
環境
環境とは、テストを実行するためにmablが接続するリソースです。たとえば、1つのアプリケーションで、開発用の環境 (https://dev.example.com
でアクセス) と、本番環境 (https://app.example.com
でアクセス) の2つの環境を使用することができます。
フロー
フローとは、テストの特定の部分が期待どおりに機能することを確認するために、mablで実行する連続する一連のステップです。フローは複数のテストで再利用できます。
プラン
プランでは、mablでのテストの実行方法を指定します。テスト対象のアプリケーション、使用するクレデンシャル (該当する場合)、実行するテスト、テスト対象の環境、テストを実行するタイミングを指定します。
シナリオ
シナリオとは、データ駆動型テストの一環としてテストに渡される一連の値 (正確にはデータテーブルの特定の行) のことです。この特定の行の名前には、シナリオの最初の列が使用されます。これは、このシナリオを使用するテストが実行されたときに表示されます。
ステップ
フローまたはテストの実行時にmablが実行するアクションです。例としては、クリック、待機、テキストの入力、変数の作成、アサートなどがあります。
テスト
テストとは、アプリケーションが期待どおりに機能することを確認するために、mablで実行する一連の手順 (Instruction) です。手順には、特定のURLへのアクセス、フォーム内の特定のフィールドのクリック、テキストの入力、ボタンのクリック、フィールドに特定の値があるかどうかの確認、オブジェクトの読み込みの確認などがあります。これらは以前は「手順 (Journey)」と呼ばれていました。
ワークスペース
ワークスペースは、適切に表示しアクセス制御を行うために、アプリケーション、環境、クレデンシャル、テスト、プランなどを1つの単位にまとめるのに使用されます。ワークスペースは、mablアプリケーション内の最も範囲の広いまとまりです。ユーザーは1つ以上のワークスペースに属することができます。