固定メールアドレスを使うメールボックスステップの受信者アドレス (Recipient address) を編集する機能が追加されました。このアップデートにより、テストする受信トレイを動的に選択する際、環境変数やDataTableシナリオなどのデータ駆動型変数を使用するよう、[メールへのアサート]および [メールを開く]ステップを構成することができます。
電子メールと受信者アドレスの一致条件を設定する
以前は、固定メールアドレスに対して[メールへのアサート] または [メールを開く] ステップを記録した場合、ステップの記録時に選択されたメールアドレスが常に使用されていました。このため、異なるメールアドレスの受信トレイに対してメールステップを再利用することが困難でした。
例えば、テストが開発環境と本番環境のどちらに対して実行されたかによって異なる受信トレイを使いわけたい場合、従来は 2つのメールステップを作成し、"If "ステップを使って正しい方を選択的に実行する必要がありました。
今回の改善により、メールステップの受信者アドレスフィールドに変数を使用して、柔軟に変更できるようになりました。これにより、同じメールボックステストステップを、異なる固定メールアドレスに対して再利用することができます。
mablのメールステップの詳細については、ヘルプをご参照ください。