mablには、多くのアプリケーションに自動的にログインする機能があります。ただし、ユーザー名とパスワードだけでログインできることが条件です。このガイドでは、ブラウザーテストで自動ログインフローを使用する方法と、自動ログインフローの制限事項について説明します。
自動ログインフローの追加
新しいブラウザーテスト
新しいブラウザーテストを作成する際に自動ログインフローを追加できます。
- ログインリンクがあるアプリケーションURLを使用します。アプリケーションURLにログインリンクが存在しない場合、自動ログインフローは失敗します。
- 新規ブラウザーテストフォームで、[Optional configurations] を展開します。
- [Use auto-login flow] にチェックを入れます。
- テストがプランに関連付けられていない場合は、自動ログインフローに使用するクレデンシャルのセットを選択または追加します。プランに関連付けられたテストでは、プランレベルで保存されたクレデンシャルが使用されます。
[作成] ボタンをクリックすると、mablトレーナーが起動され、次のような自動ログインフローが金色で強調表示されます。 Start flow "mabl Auto Login Flow"
既存のブラウザーテスト
mablトレーナーまたは [クイック編集] モードで次の手順を実行することにより、自動ログインフローを既存のブラウザーテストに追加できます。
- +アイコンをクリックして、ステップを追加します。
- [ステップの挿入] メニューで、画面上部の[Flow] をクリックします。
- 検索入力に「mabl Auto Login Flow」と入力します。
- [mabl Auto Login Flow] を選択します。
- [Import flow] ボタンをクリックします。自動ログインフローがテストの新しいステップとして表示されます。
自動ログインフローがあるテストでのトレーニング
mablトレーナーでは自動ログインフローの再生はできません。トレーニング中は、アプリケーションに手動でログインする必要があります。アプリケーションにログインする間は、記録ボタンをオフにしておきます。そうすれば、自動ログインフローに加えてログインステップが記録されてしまうことがなくなります。
自動ログインフローの確認
テスト詳細およびテスト出力 (結果) ページでは、自動ログインフローは異なる名前 (Uses supplied credentials to log into site
) で表示されます。
制限事項
自動ログインフローは、次の状況では動作しません。
- アプリケーションへのログインにユーザー名とパスワード以外が必要な場合。
- ログインページが英語でない場合。異なる複数の言語でログインを自動化するには、カスタムログインフローを作成します。
- ユーザー名とパスワードのフィールドの属性から、それがユーザー名とパスワードのフィールドであることをmablが認識できない場合。
自動ログインフローで使用できるのはmablクレデンシャルだけです。これには次の制限があります。
- mablクレデンシャルは環境固有のものではありません。
- 同じプランで実行されるテストに使用できるmablクレデンシャルは1組だけです。