URLアサーションを使うと、テストの実行中に正しいウェブページにいるかどうかを確認できます。URLアサーションの主な活用例は次のとおりです。
- リンクをクリックした後、テストが新しいURLに遷移したことをアサートします。
- ページに表示されている特定のIDが、URL内のIDと一致していることをアサートします。
たとえば、アプリケーションからログアウトした後にログインページが表示されることを期待していて、URL が {{@app.url}}/login
だった場合、パス名が /login
と等しいことをアサートできます。

URL属性とプロパティ
URLアサーションを作成するには、Trainerウィンドウのチェックマークをクリックし、URLアサーションを選択します。次のいずれかのURLアサーションとプロパティから選択してください。
hash
hashプロパティは、URLのアンカー部分(ハッシュ記号「#」を含む)を設定または取得します。たとえば、#sailingboat
は、https://www.example.org/index.html#sailingboat
というURLのアンカー部分です。
host/hostname
hostプロパティは、URLのホスト名とポート番号を設定または取得します。「host」には、指定されていればポート番号も含まれます。URLにポート番号が指定されていない場合は、ホスト名と同じ値が返されます。たとえば、「hostname」は「example.org」を返しますが、hostは「example.org:7777」を返します。
href
hrefはアンカータグの属性であり、リンクが移動するページのURLを指定します。href属性がない場合、そのリンクはハイパーリンクではありません。
password
URL設定には、ユーザー名やパスワードの設定が含まれる場合があります。
pathname
この属性はデフォルトで選択されています。pathnameプロパティは、URLのパス名を設定または取得します。
port
portプロパティは、サーバーが特定のURLで使用するポート番号を設定または取得します。
protocol
protocolプロパティは、コロン(:)を含むURLのプロトコルを設定または取得します。
search
searchプロパティは、URLのクエリー文字列部分(クエスチョンマーク(?)を含む)を設定または取得します。
username
usernameプロパティは、href属性値のユーザー名部分を設定または取得します。ユーザー名はユーザーによって入力され、プロトコルの後、パスワードの前に指定されます。
属性/プロパティのドロップダウンが開き、URLのどの部分にアサーションを作成できるかを表示しています。