この記事は、iframe内のエレメントを操作するテストステップをトレーニングするための参照情報です。iframeはインラインフレームとも呼ばれ、ビデオやマップなど、別のWebサイトのコンテンツをアプリケーションに埋め込んだものです。
iframeのステップの記録
iframe内のエレメントを操作するステップを記録すると、mabl Trainerはiframeを自動的に検出し、ステップを記録する前にコンテキスト切り替えステップを追加します。ページのiframe以外の部分を操作すると、Trainerはルートフレームに戻るために、別のコンテキスト切り替えステップを追加します。
iframeのステップのトレーニングとルートフレームへの切り替え
入れ子構造のiframe
入れ子構造のiframeを含んでいるアプリケーションをテストする場合、Trainerは操作対象の各iframeにコンテキスト切り替えステップを自動的に追加します。
動的な名前を持つiframe
iframeの属性 (名前やURLなど) が動的に変わる場合は、[Configure Find] ([More actions (...)] > [Configure Find]) を使用して、iframeの特定に使用する固定の属性を指定します。
たとえば、あるiframeのURLがテストの実行のたびに変わるものの、名前は常に "childOne" の場合、コンテキスト切り替えステップを更新して、"childOne" という名前を持つiframeが選択されるようにします。
動的な属性を持つiframeに [Configure Find] を使用
iframeでのXPathとCSSセレクターの使用
iframe内のエレメントをターゲットにするためにXPathまたはCSSを使用してカスタム検索ステップを追加する場合、Trainerが正しいフレームを参照するようにする必要があります。
カスタム検索ステップを記録する前に、iframe内のクリックステップを記録してコンテキスト切り替えステップを作成してください。iframe内に切り替えることで、mabl Trainerは、カスタム検索ステップのターゲットエレメントを正しいコンテキストから検索できるようになります。