テスト出力のステップのフィルタリング

ステップフィルターの使用

特定の実行のテスト出力を表示する際、ステップフィルターを使用すると、「警告」、「JavaScriptの例外」、「エラー」などの問題を迅速に特定し、テストについての理解を深めることができます。このガイドでは、テストステップをフィルタリングする方法と、さまざまな種類のフィルターについて説明します。

ステップをフィルタリングする方法

テスト出力をフィルタリングするには、次の手順を実行します。

  1. 確認する対象のテスト実行のテスト出力ページに移動します。
  2. [Filter] バーをクリックして、フィルタードロップダウンを開きます。
  3. ドロップダウンからフィルターを選択します。あるいは、「loader」や「fire」など、任意の単語を入力して独自のカスタムフィルターを設定します。このフィルターには単語のステミングが使用されており、「loader」というフィルターから「load」というように、関連する可能性がある追加の単語をフィルタリングすることができます。
テスト出力のフィルタリング

テスト出力のフィルタリング

フィルターを適用すると、関連するステップが表示されます。

フィルターの種類

使用可能なフィルターの種類と各フィルターの説明を次の表に示します。

フィルター説明
Errorテストステップが失敗しました。テストステップが失敗する一般的な理由には、ネットワークのタイムアウト、サーバーエラー、ターゲットエレメント条件に一致するエレメントが見つからないことなどがあります。
Warningテストステップの実行時に、ネットワークリクエストエラーや、[continue on failure and mark warning] オプションが指定されて失敗したアサーションなど、機能しないエレメントが検出されました。
JavaScript exceptionページ上でJavaScriptエラーが検出され、発生したエラーのタイプ、およびページとソース (該当する場合) が記録されました。
Accessibility violationアクセシビリティチェック時にアクセシビリティ違反が特定されました。
Visual change現在のテスト実行のスクリーンショットと元のベースラインテストの間に視覚的変化が検出されました。
Auto-healターゲットエレメントと高い確度で一致するエレメントが見つからなかったため、エレメント履歴を使用して最適なエレメント候補が特定されました。
Successテストステップが成功しました。
Infoこのテストステップは、失敗でも成功でもないテストステップです。「info」と分類されるステップには、フローを開始および終了するステップが含まれます。