モバイルテストでは、現在のページビュー内にあるエレメントのみを検出して操作できます。現在のページビューの外にあるエレメントを操作する場合は、スクロールステップを追加します。
スワイプジェスチャは、スクロールステップを使用して実現できます。
アプリケーションでスクロールすると、Trainerはスクロールの方向とスクロールした画面の割合を自動的に取得します。また、目的に応じて、次のタイプのスクロールステップを追加することができます。
デバイス画面でのスクロール
Scroll to element (エレメントへのスクロール)
特定のエレメントが画面に表示されるまでスクロールするには、"Scroll to element" ステップを追加します。
- プラス記号 (+) をクリックして、新しいステップを追加します。
- [Scroll to element] を選択します。
- ターゲット要素が表示されるまでスクロールします。
- [Select element] をクリックします。
- ページ上のターゲットエレメントを選択します。
- [OK] をクリックしてステップを保存します。
「要素へスクロール」のステップには、スクロール方向とスクロールの最大試行回数の設定、およびスクロールする要素を選択するオプションがあります。スクロールの最大試行回数内に要素が検出されない場合、そのステップは失敗となります。
エレメントへのスクロール
エレメント内でのスクロール
選択ツールなどのスクロール可能なエレメントを操作するには、"Scroll within element" ステップを追加します。
- プラス記号 (+) をクリックして、新しいステップを追加します。
- [Scroll to element] を選択します。
- [Scroll behavior] メニューで、[Type] が "Scroll within element" に設定されていることを確認します。
- [Select element] をクリックします。
- スクロールするページ上のエレメントを選択します。
- [Train scroll] をクリックします。
- エレメントの範囲内でスクロールします。スクロールすると、スクロールの方向と座標が取得されます。
- [OK] をクリックしてステップを保存します。
必要な場合は、ステップを作成した後でスクロールの方向と座標を編集することができます。
エレメント内でのスクロール