ブランチでテストを実行することで、変更内容をチェックし、テストとテスト対象のアプリケーションの両方に問題がないことを確かめてからマージすることができます。この記事では、ブランチで実行するようにテストを設定する方法、およびブランチでテストが実行されないようにする方法を説明します。
ブランチで実行するようにテストを設定
ブランチに保存したテスト実行は、アドホック実行、プラン実行内、またはデプロイイベントの一部として実行できます。
アドホック実行
実行するテストの詳細ページに移動し、次の手順を実行します。
- ページ上部のブランチドロップダウンから目的のブランチを選択します。
- [テスト実行] ボタンをクリックします。
- [ローカル実行] または [クラウド実行] を選択します。必要に応じて、その他の設定を行います。
- プレビュー環境またはその他のテスト環境で、URLを任意に変更してテストする場合、[URL上書き] オプションで、使用するURLを指定できます。
- 下部の [実行開始] ボタンをクリックします。masterブランチ上の実行ではないことを示すブランチアイコンとともに、クラウド実行が表示されます。
プラン実行
ブランチでプランを実行するには、プラン詳細ページに移動し、次の手順を実行します。
- [実行] ボタンの横にあるドロップダウンメニューをクリックします。
- [プラン実行を構成] を選択します。
- [プラン実行を構成] モーダルで、プランを実行するブランチを選択します。必要に応じて、テスト環境のURLをオーバーライドできます。
- [今すぐ実行] をクリックします。プランをブランチで実行すると、ブランチアイコンが表示されます。アイコンにカーソルを合わせると、プランがトリガーされたブランチの名前が表示されます。
ブランチとプラン
プランをブランチに保存することはできませんが、ブランチを指定することはできます。実際には、次のような制限事項があります。
- ブランチでプランを実行する場合、プランはそのブランチにある各テストの最新バージョンを使用します。
- ブランチにテストが存在しない場合、プランはmasterにあるそのテストの最新バージョンを使用します。
- masterにも、プランを実行するブランチにもテストが存在しない場合、そのテストはスキップされます。
- プランがmasterで実行され、プラン内のテストにmasterブランチ上のバージョンが存在しない場合、プランはそのテストをスキップします。
デプロイイベント
デプロイイベントをトリガーする方法に応じて、次のいずれかのオプションを使用して、プランを実行するブランチを指定できます。
ブランチでテストが実行されないようにする
テストまたはフローを特定のブランチから削除することはできません。テストまたはフローを削除すると、すべてのブランチでテストまたはフローが削除されます。
特定のブランチでのテストの実行を停止し、他のブランチでの実行を継続したい場合は、次の手順で、テストを削除する代わりにテストを無効にします。
- 特定のテストの詳細ページに移動します。
- ブランチドロップダウンから、テストの実行を停止するブランチを選択します。
- トグルボタンを使用してテストをオフにします。この操作によって、プラン実行時に選択したブランチでテストが実行されなくなります。