チームが Segment を使用している場合は、Segmentの利用状況分析をmablのテスト戦略に組み込むことができます。Segmentとのインテグレーションでは、実際のユーザーデータをmablのページカバレッジダッシュボードで使用して、アプリケーションの各ページのユニークユーザーの数を特定することができます。
mabl を Segment に接続すると、ページカバレッジダッシュボードに [ユーザー] という項目が追加されます。[ユーザー] 列には、各ページで操作を行ったユニークユーザー数が表示されます。この項目は、SegmentのPageおよびTrackイベントを元に計算され、URLごとに集計されます。
Segment とインテグレーションを行う利用例としては、以下のようなケースがあります。
- アプリケーション内でトラフィックの多いページを見つける
- mablでのテストカバレッジの改善が必要なアプリケーションのページを特定する
Segment とのインテグレーションの設定と使用方法については、以下を参照してください。
セットアップ
Segment とのインテグレーションをセットアップするには、以下の手順を実行します。
APIキーを作成する
- mablのAPIページに移動します:
ワークスペース > API
- "Usage Analytics" タイプの新しいAPIキーを作成します。
mablをSegment のソースに接続する
- mablの [インテグレーション] ページに移動します:
ワークスペース > インテグレーション
- Segment とのインテグレーションの [Setup] リンクをクリックします。このリンクをクリックすると、Segmentにリダイレクトされます。
- お使いのSegmentアカウントにサインインします。
- ログインが済んだら、Segmentデータの送信先としてmablワークスペースを選択します。
- Segmentでソースを選択します。このソースには、mablでテストを行うアプリケーションのSegmentイベントが格納されます。
- [Allow] ボタンをクリックします。このボタンをクリックすると、mablにリダイレクトされます。
Segmentをオンにする
- ページカバレッジダッシュボードに移動します:
カバレッジ > ページ
- Segment とのインテグレーションが有効になっていることを確認します。
ページカバレッジダッシュボードは、12時間ごとに更新されます。Segment とのインテグデーションをオンにした後でページカバレッジダッシュボードが更新されると、[アプリケーションページ] テーブルに以下が追加されます。
- アプリケーションページを並べ替えるためのタブ: [最もアクセスされたページ]
- [アプリケーションページ] テーブルの新しい列: [ユーザー]
使用方法
ページカバレッジダッシュボードに移動し (カバレッジ> ページ
)、Segment とのインテグレーションが設定されているアプリケーションを選択します。[アプリケーションページ] テーブルまで下にスクロールして、ページカバレッジの結果を確認します。
ユニークユーザー数でカバレッジの項目を並べ替えるには、次の操作を行います。
- [ユーザー] 列を2回クリックして、1日のユーザー数の多い順にページを並べ替えます。
- [最もアクセスされたページ] タブをクリックして、ページをユーザー数順に並べて表示します。
1日のユーザー数が多くても、テスト数、ステップ数、またはフロー数が比較的少ないページでは、テストカバレッジのギャップが示される可能性があります。
mablは、Segment とインテグレーションされても、個人情報 (PII) を取り扱うことはありません。
mablとSegmentのインテグレーションでは、Segmentから以下のフィールドを抽出します。
- receivedAt
- sentAt
- Timestamp
- userId: この値はハッシュ化されているため、元のユーザーIDに結び付けることはできません。