パフォーマンステストの作成 – mablヘルプ

この記事では、新しいパフォーマンステストを作成する際に設定できるオプションについて説明します: テスト作成 > パフォーマンステスト。

テスト詳細の設定

テストには必ず名前が必要です。また、テストに説明やラベルを追加することもできます。

テストの命名規則をチームと一緒に定義することをお勧めします。これにより、テストを簡単に見つけて、その内容を理解することができます。説明やラベルを使用して、ワークスペースに明確さと構造を追加しましょう。

パフォーマンステストで実行する機能テストを、1つ以上選択します。

パフォーマンステストに機能テストを追加する

機能テストを追加し、それが1つ以上のデータテーブルに関連付けられている場合、mablはデフォルトでこれらのデータテーブルシナリオをパフォーマンステストで実行します。テストのデフォルトのデータテーブル設定を変更するには、データテーブルボタンをクリックし、別のデータテーブルを選択してください。

パフォーマンステストでデータテーブルシナリオを実行する際、各シナリオは異なる仮想ユーザーに関連付けられます。データテーブルのシナリオ数よりも仮想ユーザーが多い場合、いくつかのシナリオは複数の仮想ユーザーによって再利用されます。

クレデンシャルを含むデータテーブルを使用して、同時ユーザーを含むシナリオをシミュレートできます。複数のクレデンシャルを提供することで、テスト対象のアプリケーション、サーバーのオペレーティングシステム、またはテスト対象のアプリケーションのデータベースによる同時ユーザーの制限を回避できます。

負荷をかけるために。同時接続数を設定します。パフォーマンステストでは、同時接続数は、テストを同時に繰り返し実行する仮想ユーザーの数を表します。各ユーザーは、テストの制限時間に達するまで、何度でもテストを実行します。

すべての機能テストにおける同時接続ユーザの合計が1000を超えることはできません。

機能テストの失敗率や、ブラウザーとAPIの特定のパフォーマンスメトリックに基づいて、テストの成功/失敗が決まるように設定できます。

アプリケーションのベースラインパフォーマンスがまだ調査中の場合は、チームが期待を定義できるまで、失敗基準なしでテストを実行できます。詳細については、初めてのパフォーマンステストを参照してください。

失敗基準は、チームのパフォーマンス要件に応じて決まります。以下の例を考えてみましょう。

設定した同時実行数で95%のテストが成功するようにしたい場合は、5%超のテストが失敗した場合に失敗となるように機能テスト失敗率を設定できます。
ページの認識された読み込み速度を監視する場合、アプリケーションのLCP (Largest Contentful Paint) が "Poor" しきい値を超えた場合にテストが失敗するように条件を設定できます。
指定した同時実行数でのAPIレスポンスタイムが300ミリ秒未満に収まることを期待している場合は、95パーセンタイルのレスポンスタイムが300ミリ秒を上回った場合にテストが失敗する条件を設定できます。

失敗基準の設定に使用できるパフォーマンスメトリックの詳細については、こちらをクリックしてください。

関連するテスト設定に、テスト時間 と ランプアップタイム があります。

テスト時間: パフォーマンステストの実行時間 (最大60分) を設定します。
ランプアップタイム：パフォーマンステストの仮想ユーザ数を、0から設定された同時接続数まで、直線的に増加させるのにどれだけの時間をかけるかを設定します。設定された同時接続数に達した後の残りの時間の間、パフォーマンステストは設定された同時接続数で継続されます。

[保存] ボタンをクリックして、パフォーマンステストを作成します。