DataTableを使用したテストの作成
DataTableを使用してテストを作成し、編集する方法
このガイドでは、ブラウザテストとAPIテストでDataTableを使用する方法について説明します。
ブラウザテスト
新規テスト
ブラウザテストを新規作成する場合、[詳細オプションを表示する] セクションで [テスト作成に使うDataTable] を選択できます。その際[DataTableを使う]スイッチ がオンになっていることを確認してください。

新しいブラウザテストとDataTableの関連付け
mablトレーナーで新しいテストを開くと、そのテストではDataTableの最初のシナリオ(行)の値が使用されます。別のDataTableシナリオを使用する場合は、変更内容を保存し、以下の手順を実行してください。
既存のテスト
既存のテストを編集する際、トレーニングに使用する特定のDataTableシナリオを次の手順で選択できます。
- 編集するテストの詳細ページに移動します。
- [テストを編集] ボタンをクリックし、[クイック編集]メニューを選択します。[テスト構成の編集] モーダルが表示されます。
- [データ駆動型変数にデータテーブルから値を取り込む] トグルが有効であることを確認します。
- トレーニングに使用するDataTableと特定のシナリオを選択します。
- [クイック編集] ボタンをクリックします。

特定のDataTableシナリオによるブラウザテストのトレーニング
特定のテスト実行で使用されるDataTableシナリオでmablトレーナーを起動することもできます。テスト出力ページの [テストを編集] ボタンをクリックし、[トレーナーを起動] または [起動して失敗したステップをリプレイ] を選択します。この方法を使用すると、テスト実行の調査とデバッグが簡単になります。

テスト実行中に使用されるDataTableシナリオでトレーニングセッションを起動
シナリオの値の確認
ブラウザテストのトレーニング中にシナリオの値を確認する場合は、変数ボタン {x} をクリックし、[全ての変数とその値を参照する] を選択します。
[変数名] モーダルに、現在のトレーニングセッションで使用されているDataTableシナリオと値が表示されます。

[View Variables] モーダルのDataTableシナリオの値
APIテスト
APIテストを編集するには、DataTable内の変数名とシナリオの値を手動で追加する必要があります。
たとえば、次のDataTableがあると仮定します。
シナリオ | first_name | last_name | |
---|---|---|---|
User A | John | Smith | [email protected] |
User B | Jane | Doe | [email protected] |
このDataTableの変数を使用してトレーニングを行う場合、各変数 (first_name、last_name、email) に対して次の手順を実行する必要があります。
- APIテストエディターの [Variables] セクションの [行を追加] ボタンをクリックします。
- 変数名を追加します。変数名は、DataTableの変数名と完全に一致させてください。
- デフォルトのシナリオの値を追加します。User Aシナリオの値を使用してトレーニングするには、次の変数をAPIテストエディターに追加します。

APIテストエディターへのDataTable値の追加
編集中は、手動で追加したデフォルト値がAPIテストエディターで使用されます。APIテストをローカルに、またはクラウドで実行すると、デフォルト値は関連付けられたDataTableの値によって上書きされます。APIテストにおけるデータ駆動型変数の使用方法については、こちらを参照してください。
Updated about 2 months ago