データベースクエリステップは、Trainerから起動されるか、ローカル/クラウドでの実行中に起動されるかに関係なく、すべてmablクラウドで実行されます。トレーニング中のテストが、パブリックインターネットからアクセスできない内部データベースに呼び出しを行う場合、データベースにアクセスするには、mabl Linkを使用するか、許可リストにmablの静的IPアドレスを追加します。
この記事では、mablテストでプライベートデータベースにクエリを実行できるようにするために、mabl Linkをセットアップする次の2つの方法について説明します。
- Linkを有効にした環境の使用
- データベース接続へのLink Agentオーバーライドの追加
代替手段
mabl Linkがチームの選択肢ではない場合、許可リストにmablの静的IPアドレスを追加することで、非公開データベースへのアクセスをmablに提供するという方法もあります。
Linkを有効にした環境の使用
1つ目の方法は、Linkを有効にした環境をトレーニングと実行のために使用することです。
- ネットワーク内のホストにLink Agentをセットアップします。このLink Agentホストがプライベートデータベースにアクセスできることを確認してください。
- プライベートデータベースへのクエリを実行するテスト環境にLink Agentを関連付けます。
- Linkを有効にした環境にテストを関連付けます。
- プライベートデータベースへのクエリを実行するテストをトレーニングする場合は、Linkを有効にした環境を使用できるようにトレーニングセッションを設定します。
- プライベートデータベースにアクセスするテストを実行する場合は、Linkを有効にした環境で実行できるようにテストまたはプランを設定します。
Link Agentがアクティブで、そのLink Agentに関連付けられた環境をデータベースクエリが使用する限り、トレーニング中と実行中は、プライベートデータベースにアクセスにできるはずです。
Link Agentオーバーライドの追加
もう1つの方法は、データベース接続にLink Agentオーバーライドを追加することです。
- ネットワーク内のホストにLink Agentをセットアップします。このLink Agentホストがプライベートデータベースにアクセスできることを確認してください。
- データベース接続の設定時に、[mabl リンクエージェントの上書き] ドロップダウンからLink Agentを選択します。
このデータベースへのクエリが含まれているテストをトレーニングまたは実行するとき、クエリは設定されたLink Agentオーバーライド経由でプライベートデータベースに接続します。
環境オーバーライドを使用するデータベース接続
環境オーバーライドオプションを設定したプライベートデータベースに対してクエリを実行する場合、上記と同じ方法を使用して、mablがオーバーライド環境のデータベースにアクセスできるようにすることができます。
まず、オーバーライド設定を行う環境が、データベースにアクセスできるアクティブなLink Agentを実行していることを確認してください。実行していない場合は、データベース接続の環境オーバーライド設定にLink Agentオーバーライドを追加してください。