先週、データベース接続機能の早期アクセスを発表しました。私たちはこのパワフルな機能の強化を続けており、最新のアップデートでさらにエキサイティングな機能を追加しました。
AIによるクエリ作成、アサーション、変数の作成
データベースクエリの作成が初めての方や、複雑なクエリの作成を素早く始めたい方は、新しい、AIによるクエリ生成支援をご利用いただけます。この機能は、目的を自然言語で記述することで効果的なクエリを作成できるだけでなく、保存したい変数やクエリ結果から行いたいアサーションを記述することも可能です。
mablトレーナーのデータベースクエリステップにあるAIテキスト入力プロンプトを探してください。
生成AIを使ったクエリ生成、アサーションの作成、変数の生成
使ってみる
作業を開始する前に、メニューの Help > Check for updates から、mablデスクトップアプリケーションをを最新バージョンに アップデートしてください。
早期アクセスの期間中、ワークスペースのオーナーは、デスクトップアプリケーションの [ワークスペース] > [LABS] ページで、データベース接続の機能を有効化することができます。
- デスクトップアプリケーションで、テスト環境設定 > DATABASE CONNECTIONS ページを開きます
- データベースへの接続に必要なすべての情報を記入して、新しいデータベース接続を作成 (英語)します。
- Webテストまたはモバイルアプリテストを作成する際、mablトレーナーで、新しいデータベースクエリステップ(英語)を作成します。
- 上図のように、AIに与えるプロンプトに、クエリに実行させたい内容を自然言語で入力します。返されたデータセットに対してどのようなアサーションを行いたいのか、またテストの変数として何を格納したいのか、自由に詳細を記述してください。
- [Generate] をクリックします
- クエリが正確かどうかを確認します。プロンプトにアサーションの設定や変数の作成が含まれている場合は、自動生成されたアサーションや変数が正確かどうかを確認します。
- ステップを1回限りのクエリまたは再利用可能なクエリとして保存します。
重要な確認事項
- 生成AIの一般的な能力と同様に、結果は完全に予測できるものではなく、エラーが発生する可能性があります。テストに組み込む前に、必ず結果を再確認してください。
- データベース接続の設定時に指定する資格情報に、メタデータテーブルへのアクセス権限があることを確認してください。アクセスが必須なオブジェクトは、MySQLでは information_schema.columns、Microsoft SQL Serverでは
syscolumns
とsysobjects
です。 - この機能は早期アクセス段階で公開されているため、ユーザーは機能の不完全な部分に気づくかもしれません。
mablにおける生成AI
組織によっては、生成AIの使用に制限やポリシーがあることを認識しております。mabl のこれらの機能は、Google CloudのAIツールの上に構築されており、その利用規約では、Googleの一般的なAIモデルのトレーニングにお客様のデータを使用することはできません。さらに、弊社の生成AI機能は、ワークスペースをまたいで顧客データをAIのトレーニングに使用したりすることはありません。
これらの変更またはmablにおける生成AIの使用についてご懸念を持たれている場合、カスタマーサクセスマネージャーにお問い合わせください。