データベース接続が 、mabl のテストで早期アクセスとして利用いただけるようになりました。データベース接続は、自動化されたテストのワークフローにデータベーステストを統合する最速かつ最も直感的な方法で、手動テストや面倒な技術的統合の必要性をなくします。
新しいデータベースクエリーステップの作成
この強力な追加機能により、mablプラットフォームで以下のことが可能になります。
- アプリケーションで行った変更がデータベースに正確に反映されていることを検証する。例えば、Web フォームで新規ユーザを作成した場合、その新規ユーザがデータベースに正確に保存されていることを検証することができます。
- データベースで行った変更がアプリケーションに正確に反映されることを検証する。例えば、新しいユーザをデータベースに挿入し、Web アプリケーションが新しいユーザを正確に表示することを検証することができます。
- データベースのデータを使用して、mablテストのデータを作成する。例えば、製品IDのリストがデータベースに保存されている場合、変数としてmablに取り込み、テスト内で使うことができます。
- mabl テストをサポートするために、データベースのテストデータのセットアップや原状復帰 (ティアダウン) を行う。例えば、クエリを使用して、テストの開始時にデータベースが望ましい状態になっていることを確認し、テストが完了した際には望ましい終了状態に戻っていることを確認できます。
データベース接続機能は、早期アクセス期間中はすべてのお客様でご利用いただけます。この機能が完全にリリースされると、すべての Coreプランのお客様でご利用いただけるようになります。この機能がお客様においてどのように影響するか詳しく知りたい場合は、カスタマーサクセスマネージャーにお問い合わせいただくか、support@mabl.com まで電子メールにてお問い合わせください。
一般公開の開始前に、本機能は予告なく変更される場合があります。
データベース接続のハイライト
データベース接続は、下記のような複雑なテストワークフローを強化するために構築されています：
- 定義したパラメータから動的に生成されるクエリを作成する。
- 環境固有のオーバーライドを定義することで、同じクエリを異なるデータベース環境に対して実行します。
- 同じクエリを複数のテストでシームレスに使用し、必要な更新を集中管理します。
- データベースアクセスの資格情報を、mabl内に安全に保存・管理できます。
- mabl Linkを使用するか、もしくは mabl の IPアドレスを許可リストに追加することで、プライベート環境にあるデータベースにも安全にアクセスできます。
環境ごとのオーバーライドの追加
使ってみる
作業を開始する前に、Help > Check for updates から、mablデスクトップアプリケーションを最新バージョンにアップデートしてください。早期アクセス期間中、ワークスペースのオーナーは、[ワークスペース] > [LABS] ページでデータベー ス接続を有効にできます。
- [テスト環境設定] > [DATABASE CONNECTIONS]
- データベースへの接続に必要なすべての詳細を指定して、新しいデー タベース接続(英語)を作成します。
- ウェブテストまたはモバイルテストを作成する場合は、mabl トレーナーで直接、新しいデータベースクエリステップ(英語)を作成します。
- クエリを作成して保存し、クエリの結果からアサーションや変数を作成します。
プライベートネットワーク内にあるデータベースに接続する場合、まずワークスペースでmabl Linkを設定した上で Link Agentを使用するように環境を設定するか、ファイアウォールの許可リストにmabl IPアドレスを追加する必要があります。
制限事項
- この機能は現在、MySQLとMicrosoft SQL Serverをサポートしています。近日中にPostgreSQL、MongoDB、およびOracleもサポートする予定です。
- データベースのクエリステップは、Webテストとネイティブモバイルアプリテストの両方で利用できますが、API テストでは利用できません。API テストワークフローにデータベースからのデータを組み込む方法については、support@mabl.com までお問い合わせください。利用可能な方法を検討いたします。
- データベースに接続するための追加の設定オプションは現在限られており、特定の接続設定を持つ一部のデータベースはサポートされない場合があります。データベースに接続できない場合は、support@mabl.com までお問い合わせください。お客様のニーズをサポートするために取り組んでまいります。
この制限事項の詳細については、データベース接続の設定 (英語) とデータベースクエリの作成 (英語) に関するヘルプドキュメントをご参照ください。