mablクレデンシャルは、ログインおよび認証シナリオのトレーニングに使用する特別な変数タイプです。この記事では、mablでクレデンシャルを管理する方法を説明します。内容は次のとおりです。
アプリケーションのログインのトレーニングについては、アプリケーションへのログインに関する記事を参照してください。
mablクレデンシャルを作成する方法
ワークスペースの所有者と編集者は、次の手順を実行して、新しいmablクレデンシャルのセットを作成できます。
- クレデンシャルページに移動します: [テスト環境設定] > [クレデンシャル]
- [+ 新規クレデンシャル] ボタンをクリックします。
- クレデンシャル名、ユーザー名、パスワードを入力します。オプションで、クレデンシャルをCloudクレデンシャルとして指定するか、MFA Authenticatorを追加します。詳細はこちら。
- [保存] をクリックします。
クレデンシャルを使用してトレーニングする方法
テストを作成または編集する前に、[オプションの設定] セクションでトレーニングに使用するクレデンシャルを選択します。
新しいテストのクレデンシャルの割り当て
Cloudクレデンシャルはトレーニングには使用不可
Cloudクレデンシャルを使用してテストをトレーニングすることはできません。
テストがCloudクレデンシャルを使用するプランに関連付けられている場合、mabl TrainerではCloudクレデンシャルのパスワードを使用できません。この場合は、次のことを試してください。
- 現在のセッションのmablクレデンシャルを変更する: [{x}] > [Manage variables] > [Session Configuration]
- 記録ボタンをオフにし、適切なクレデンシャルのセットを使用してアプリケーションにログインする
Trainerでは、mablクレデンシャルはapp.defaults.username
およびapp.defaults.password
と表示されます。APIテストエディターでは、api.credentials.username
およびapi.credentials.password
としてmablクレデンシャルにアクセスできます。
mablクレデンシャルをプランに割り当てる方法
プランレベルで設定されたクレデンシャルは、テストレベルで設定されたクレデンシャルをオーバーライドします。クレデンシャルをプランに割り当てるには、次の手順を実行します。
- [ログイン クレデンシャルが必要です] をオンにします。
- ドロップダウンからクレデンシャルを選択します。
1つのプランには、1組のmablクレデンシャルしか割り当てられません。プラン実行でmablクレデンシャルを使用するすべてのテストは、同じクレデンシャルのセットを使用します。
mablクレデンシャルは環境固有のものではありません。アプリケーションへのログインの際に、環境ごとに異なるクレデンシャルが必要な場合は、環境変数を使用してアプリケーションにログインできます。
クレデンシャルをアドホック実行に割り当てる方法
クレデンシャルをアドホックテスト実行に割り当てるには、次の手順を実行します。
- 実行する対象のテストの詳細ページに移動します。
- [テスト実行] ボタンをクリックします。
- 使用するクレデンシャルを選択します。Cloudクレデンシャルはローカルアドホック実行には使用できません。
- [実行開始] ボタンをクリックします。
mablクレデンシャルを使用したテスト実行の確認
セキュリティのため、mabl はローカルおよびクラウド実行出力において、app.defaults.password
と api.credentials.password
の値をアスタリスクに置き換えます。
ブラウザまたはモバイルテスト実行で使用されたクレデンシャルのセットを特定するには、セットアップステップをクリックします - mabl test run setup click to view logs。クレデンシャルがテストに渡された場合、それらはこのステップのログに表示されます。
次のスクリーンショットでは、テスト出力ページに、このテスト実行で "admin" クレデンシャルが使用されたことが示されています。
テスト出力ページでのクレデンシャルの確認