複数のワークスペース は、組織内の複数の独立したチーム向けにmabl環境をセットアップするのに役立ちます。mabl workspaces copy
コマンドを使用すると、既存のテストをワークスペース間でコピーして、時間と労力を節約できます。
権限
このコマンドを実行するには、コピー元とコピー先の両方のワークスペースで所有者の役割を持っている必要があります。
mabl workspaces copy
mabl workspaces copy
コマンドを実行して、コピー元からコピー先のワークスペースへ以下のコンポーネントのコピーを追加します。
- テスト
- フロー
- スニペット
- DataTable
- ファイルのアップロード
コピー先のワークスペース内に同じ名前のコンポーネント (テストやフローなど) がすでに存在する場合は、処理時にそのコンポーネントのコピーが新たに作成されます。
データがすぐに表示されない場合は、ページを更新してください。
オプション
オプション | 詳細 |
--from | コピー元のワークスペースのID。このオプションは必須です。 |
--to | コピー先のワークスペースのID。このオプションは必須です。 |
--include-defaults | コピーする際にデフォルトのリンククローラーおよびホームページ訪問テストを含めます。デフォルト値はfalseです。 |
--included-tests |
コピーに含めるテストのID。空欄の場合、すべてのテストがコピーされます。 注:含まれるテストに関連付けられているDataTablesとファイルのアップロードのみ、移行先のワークスペースに移行されます。このオプションでは、フローとスニペットの移行は制限されません。特定のフローやスニペットのセットへの移行を制限することはできません。 |
--excluded-tests | コピーから除外するテストのID。テストが対象リストと除外リストの両方に含まれる場合、このテストは除外されます。 |
コピー元とコピー先のワークスペースのワークスペースIDを取得するには、次のコマンドを実行します。mabl workspaces list
例
# Copy over all components excluding default tests
mabl workspaces copy --from <コピー元のワークスペースID> --to <コピー先のワークスペースID
# Copy over all flows, snippets, DataTables, and file uploads and a specific group of tests
mabl workspaces copy --from <コピー元のワークスペースID> --to <コピー先のワークスペースID> --included-tests <テストID 1> <テストID 2> <テストID 3>
# Copy over all flows, snippets, DataTables, and file uploads and exclude specific tests
mabl workspaces copy --from <コピー元のワークスペースID> --to <コピー先のワークスペースID> --excluded-tests <テストID 1> <テストID 2> <テストID 3>
制限事項
- このプロセス中に、テストとフローのブランチとバージョン情報はコピーされません。
- プラン、アプリケーション、環境、クレデンシャルのコピーは、現在サポートされていません。
- すべてのフローとスニペットが、コピー先のワークスペースにコピーされます。特定のフローやフローのセットなど、これらのコンポーネントの特定の項目への移行を制限することはできません。
上記の制限事項の中に必要な機能がある場合は、Mabl Product Portalでお知らせください。