Echoステップを使用すると、ブラウザやモバイルテストのテスト実行出力にログを表示できます。Echoステップは以下の状況で便利です。
- ステップやフローの意図をチームの他のメンバーに説明する
- テストの編集やレビューが容易になるように、テストを視覚的にいくつかの部分に分割する
- テストのデバッグ用に変数の値を出力ログに書き込む
Echoステップの追加
mablトレーナーまたは [クイック編集] モードで、Echoステップを追加するテスト内の場所にカーソルを移動します。次の手順を実行します。
- +アイコンをクリックして、ステップを追加します。
- Echoステップを選択します。
- メッセージを入力します。
- [OK] をクリックしてEchoステップをテストに追加します。
クラウドでテストを実行すると、メッセージがテスト出力ページに表示されます。
ヘッダーとしてのEchoステップ
Echoステップの先頭に "#"、“##”、または “###” を置くと、Echoステップはテスト内のヘッダーになります。このフォーマットを使用すれば、トレーナーウィンドウとテスト詳細ページで、テストの各部分を視覚的に分割できます。# が4個以上ある場合は、ヘッダーレベル3にまとめられます。
Echoステップでのマークダウンヘッダーの使用
変数値の出力
Echoステップで変数値を出力するには、mabl変数構文{{@variable_name}}を使用します。たとえば、order_total
という名前の変数の値をテスト実行中に出力するには、{{@order_total}}
を使用します。
Echoステップでmabl変数構文を使用すると、テスト出力に変数値を書き込むことができます。
ローカルまたはクラウド実行でEchoステップが実行されると、参照された変数の値が出力されます。
テスト出力への変数値の書き込み
存在しない変数の参照
Echoステップで参照された変数が、削除されたか名前が変更されたために、テスト実行時に存在しない場合、テスト出力ページには [not yet evaluated] と表示されます。