この記事では、mabl Trainerが上書きの可能性を警告する仕組みを説明します。
mablの製品構成は、ワークスペース全体で複数のチームがブラウザーテストとフローを再利用できます。しかし、2人のユーザーが同時に同じフローやブラウザーテストを編集すると、互いの変更内容を誤って上書きしてしまう可能性があります。
ブランチを使用することで、メインテストへの変更を防ぐことはできますが、mabl Trainerでは保存の競合の警告も表示して、意図しない上書きを回避します。
仕組み
自分がmabl Trainerでフローまたはブラウザーテストを開き、変更内容を保存する前に、別のユーザーがそのフローまたはブラウザーテストの新しいバージョンを保存しようとすると、次の警告が表示されます。
保存の競合の警告
[Save my changes] と [Confirm] を選択すると、別のユーザーの変更は上書きされます。別のユーザーが保存した作業は、そのテストの1つ前のバージョンになり、自分のバージョンがテストの最新バージョンとして保存されます。
別のユーザーの変更を上書きしないようにするには、次の手順を実行して、自分のバージョンをブランチに保存できます。
-
[Save Conflict] の警告で [Cancel] をクリックします。
-
Trainerウィンドウの上部にあるブランチのドロップダウンをクリックします。
-
新しいブランチを作成して、変更内容を保存します。
-
テストを保存します。
変更内容をブランチに保存すると、競合の解決を使用して、変更内容を安全にマージできます。
別のユーザーの作業内容を上書きしないように別のブランチに保存