クラウドでテストを実行すると、mablは豊富な情報を取得するため、テスト出力ページでの問題のトリアージや診断に役立てることができます。この記事では、テスト出力ページを使用して、結果の調査、チームとのコラボレーション、既存のワークフローへの結果の統合を行う方法について説明します。
結果の調査
テスト出力ページは、ページヘッダーと詳細な出力を主なセクションとして構成されています。
ページヘッダー
ページ上部には、実行時間、プラン、環境など、テスト実行についての情報が少なくとも6種類表示されています。[View all >]をクリックすると、テスト実行の詳細に関する完全なリストが表示されます。
詳細な出力
ページヘッダーの下にテスト実行の内訳が表示されているため、出力をより詳細に調査できます。出力は、テストの種類によって異なります。出力の確認方法の詳細については、以下のガイドを参照してください。
APIテストのテスト出力
mabl レポーティングAPIを使って、プログラムからテスト結果を取得する方法の詳細については、下記のページを参照してください。
チームとのコラボレーション
テスト出力ページには、コラボレーションを促進する機能も含まれています。
失敗の理由
失敗したテスト実行に失敗の理由を追加して、チームがテストの失敗の理由を理解するのに役立て、[リリースカバレッジダッシュボード上の結果レポートを強化することができます。
コメント
右上にあるコメントアイコンをクリックすると、関連するテスト失敗へのリンク、Jiraチケット、テスト中断の原因となった特定のPRなど、テスト実行に関するコメントを追加できます。
テスト出力へのコメントの追加
チームがSlackを使用している場合は、Slackインテグレーションを設定して、テスト出力に関する新しいコメント用の特定のチャンネルに通知を送信することができます。Slackメッセージのヘッダーをクリックすると、関連するテスト出力に直接アクセスできます。
結果の統合
mabl内でのテスト出力に関するコラボレーションに加えて、テスト出力のMore actionsドロップダウンには、テスト結果を既存のワークフローに統合するのに役立つ情報が含まれています。
[More actions] メニュー
CLI情報
テスト実行とテストのmablリソースIDを取得して、mabl CLI、mabl API、またはCI/CDインテグレーションで使用できます。
Jira課題の作成
Jira用のmablインテグレーションを設定済みの場合は、mablテスト結果から直接、Jiraの課題の詳細を取得できます。