Flow(フロー:共通部品)
よくある一連のステップを再利用可能なFlow(フロー)にまとめ、テストの任意の場所に挿入できます。
よくある一連のステップを再利用可能なFlow(フロー)にまとめ、テストの任意の場所に挿入できます。
Flowに変更があった場合、そのFlowを含むすべてのテストに自動的に反映されます。Flowによって、画面や処理に変更があっても、影響を部分的に抑えられます。Flowを改善し、常に最新の状態に保っていくことで、テスト実行がより安定していきます。
1つのテストの中に、任意の数のステップ(再利用しないステップ)と再利用可能なFlowを挿入できます。1つのテスト内に同じFlowや異なるFlowを複数回挿入できます。
再利用可能なFlowを定義する
Flowのオプションを探すには、トレーナー画面下の「+」ボタン > 「Create flow」をクリックします。




「Create flow」によって空のFlowが作成されます。「Create flow」をクリックして、Flowの名前を入力して保存します。すると、新しい再利用可能なFlowの「開始を示すステップ」と、「終了を示すステップ」が生成されます。Flowにはパラメタ(デフォルト値)も設定可能です。詳細はパラメタ付きFlowを確認ください。
空のFlowができたので、カーソルをFlowの中に移動し、ステップのレコーディングをはじめます。

空のFlowを作成してからレコーディングする作戦。
テストを保存すると、再利用可能なFlowも保存されます。
既存のFlowを挿入する
既存の再利用可能なFlowを挿入するには、トレーナー画面下の「+」ボタン > Flows を選択します。これまで作成されたFlowが一覧表示されます。Flowを検索も可能です。

選択したFlowが「ステップ」のリストに表示されます。左の矢印をクリックすると、フロー内のステップが展開されます。「Start flow...」ステップの小さなバッジアイコンは、このフローを使用しているテストの数を示しています。

トレーナーのリプレイコントロールを使って、Flowのステップを再生できます。また、Flowのステップを追加、削除、編集もできます。テストを保存すると、再利用可能なFlowに加えられた変更は、そのFlowを使用している他のテストにも反映されます。
Flowの制限について
現在のところ、あるFlowを別のFlowに入れ子構造にすることはできません。
Flowの削除
「Start flow xxxxx」の右端にあるアイコンをクリックし、「Remove flow」"ボタンをクリックすると、Flowとそのすべてのステップがテストから削除されます。

再利用可能なFlowは、ワークスペースに残っています。Flow本体を消す場合は、Flowを利用しているテストからそのFlowを削除し、Tests > Flows の削除アイコンから削除します。

再利用可能なFlowを再利用不可能なテストステップに変換する
再利用可能なFlowの「Start flow...」ステップを削除すると、すべてのFlowステップが通常のステップに変換されます。既存の再利用可能なFlowはそのまま残ります。
既存のテストステップを再利用可能なFlowに変換する

テストの主要ステップを再利用可能なFlowに変換するには、新しいFlowに追加したいステップの上にカーソルをあわせ、表示されるチェックボックスをクリックし、準備ができたら、画面上の「Create flow」ボタンをクリックします。その後、Flowに名前を付けて保存するように促されます。
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