メールのテストと検証
mabl Mailboxを使用して、メールのやり取りを含む主なユーザーテストを行うことができます。たとえば、ユーザーアカウントの登録、確認メールの受信、メールアドレス確認のためのリンクのクリック、メールが確認済みである旨のアサートをテストできます。
mabl Mailboxを使用して、メールのやり取りを含む主なユーザーテストを行うことができます。たとえば、ユーザーアカウントの登録、確認メールの受信、メールアドレス確認のためのリンクのクリック、メールが確認済みである旨のアサートをテストできます。
Enterprise機能
この機能は、Enterpriseプランのお客様だけでなく、mablのすべてのトライアルでご利用いただけます。
mabl Mailboxの概要
Mailboxとは、テスト対象アプリケーションから送信されるメールをテストできるmablのメールサービスです。テストをトレーニングするとき、アプリケーションのメールの送信先となる一意のメールアドレスを生成できます。その後、mabl Trainerを使用して、受信したメールを操作したり、アサートしたりすることができます。
Mailboxには、以下の機能があります。
- メールの検証を伴うエンドツーエンドテストを、スクリプトの作成や複雑なセットアップなしで誰でも簡単に作成
- 同じエンドツーエンドテストで、メールからのリンクを追跡
- メールメッセージのスクリーンショットを取得し、経時的なビジュアル変化を検出
- 添付ファイルとそのメタデータを検証
- 安全性の高い受信トレイでテストメールを保護
さらに、従来のメールテストのアプローチと異なり、mablのメールテストでは、Webアプリケーションのメールサービスプロバイダーに問題がないことを検証できます。こうした問題がある場合、メールはMailboxに届かないため、テストの実行は失敗します。従来のメールテストのアプローチは、アプリケーションから送信されたメールをメールサーバーへの到達前に阻止するため、メールサーバーやサービスプロバイダーの問題については、アラートを受け取ることができません。
ユースケース
Mailboxは、以下のようなことの入力としてメールアドレスを使用するワークフローを対象としています。
- ユーザーアカウントの登録
- Webフォームの送信通知 (例: お問い合わせ)
- ユーザーのメールアドレスへのレポート、請求書、リマインダーなどの送信
- 添付ファイルの確認
Mailboxの制限事項
- フォームの検証とメールプロバイダーでサポートするメールアドレスは半角64文字以内
- テストへの入力として、(ユーザーが指定したメールアドレスではなく) mablで生成されたメールアドレスを使用
- メールのファイルサイズは (添付ファイルも含めて) 合計で10MiB未満
- Mailboxのメールは、アドレスを生成したテストでのみ受信 (アサート) 可能
メールのテスト
ここでは、エンドツーエンドのユーザーテストの一部として、Mailboxアドレスを生成し、そのアドレスをWebフォームに入力し、フォームを送信してメールを受信し、メールをアサートして内容を確認し、リンクを追跡するまでの方法を順に説明します。
- mabl Trainerを使用して、テストを作成または編集します。
- 新しい変数を作成し、mablで生成したメールアドレスをその変数に割り当てます。
カスタムのメールプレフィックス
自分のメールを区別するために、カスタムのメールアドレスプレフィックスを使用することもできます。
たとえば、アドレスを変数email_1
に割り当てます。

Mailboxでのメールアドレスの作成
- 次のアニメーションに示すように、この変数をWebフォームのメールアドレスフィールドへの入力として使用します。

Mailboxのメールアドレスを送信フォームに挿入
フォームでメールを送信すると、Mailboxのメールアサーションメニューにメッセージが表示されます。
-
[Add assertion] > [Email] メニューをクリックして、特定のメールをアサートします。メールがメールサーバーから届くまでに少し時間がかかる場合があります。メール画面の更新ボタンで新着メールの有無を確認します。
-
目的のメールをクリックしてアサーションメニューを開きます。たとえば、送信者のアドレスとメールの件名をアサートできます。

メールのプロパティのアサート
- 受信したメールを一般のWebページのように操作したり、リンクを追跡したりできます。
[...]> [Open Mailbox] メニューをクリックしてメールを表示します。目的のメールの上にマウスポインターを移動すると、[Open Email] アイコンが表示されます。このアイコンをクリックします。
レンダリングされたメールを他のWebページと同様に操作します。たとえば、登録用メールのリンクをクリックします。

レンダリングされたメールを開いて操作 (リンクのクリックなど)
添付ファイルの確認
添付ファイルの最大サイズ
メールのファイルサイズは、合計で10 MiB未満にする必要があります。
このサイズにはメールのヘッダーとメタデータも含まれるため、添付ファイルのサイズの上限は10MiB未満となります。
レンダリングされたメールを表示して操作するとき、添付ファイルも確認できます。そのため、メールのすべての部分をテストできます。
まず、添付ファイルをダウンロードするためにリンクをクリックします。添付ファイルは自動的にダウンロードされ、他のダウンロードと同様に、通常どおりアサートできます。

mabl Mailboxでレンダリングされたメールの添付ファイルの場所
添付ファイルがPDFで、サブスクリプション (この場合、Enterprise) がPDFをサポートしている場合、PDFのテストを希望するかどうかを確認するメッセージが表示されます。ここでは、PDFを他と同様にテストできます。
添付ファイルの有効期限
添付ファイルのリンクの有効期限は1時間です。手動テスト中にメール検証タブを1時間以上開いたままにすると、リンクは解決されなくなります。トレーニング対象のテストを再生して、リンクを更新してください。
sandboxのMailboxの確認
mabl Mailboxの詳細を知りたい場合は、専用のMailboxセクションを持つmabl sandboxアプリケーションでのテストをお勧めします。メールアドレス、件名、本文を追加するだけで試すことができます。

mabl sandboxのMailboxの例
Updated 12 days ago