この記事では、mabl Trainerでフローを操作するさまざまな方法について説明します。
mabl Trainerでは、フローを別のフローの中に配置すること (ネストされたフローとも呼ばれる) はサポートされていません。フローを作成またはインポートするには、Trainerのカーソルがテスト内の他のフローの外部にある必要があります。
ネストされたフローが必要な場合は、mabl Product Portalでお知らせください。
フローを作成する方法
mabl Trainerで、次の手順を実行して新しいフローを作成します。
- [+ (Add step)] > [Create a flow] をクリックします。
- フローに名前を付けます。パラメーターを追加する場合は、[Parameters] タブで追加します。ループを作成する場合は、[Looping] タブでループ値を設定します。
- [OK] をクリックします。
- フローの中にTrainerのカーソルを置いた状態で、クリック、アサーション、条件など、フローに含めるテストステップを記録します。
または、次のいずれかの方法で、既存のステップからフローを作成することもできます。
フローをドラッグアンドドロップする
- フローに含めるテストステップを記録します。
- 新しいフローを作成します ●●([+ (Add step)] > [Create a flow])。
- [Start flow] ステップと [End flow] ステップをドラッグアンドドロップして、フローに含めるテストステップを囲みます。
フローを一括編集する
- フローに含めるテストステップを記録します。
- フローに含める各ステップで、ステップ番号にカーソルを合わせて、表示されるチェックボックスにチェックを入れます。ステップのチェックを開始すると、Trainerウィンドウの上部に一括編集メニューが表示されます。
- 一括編集メニューの [Create flow] ボタンをクリックします。
テストを保存した後は、そのフローを他のテストにインポートしたり、同じテストで再利用したりできます。
フローをインポートする方法
フローはテストタイプやプラットフォームに固有です。新しいフローを保存すると、そのフローを同じタイプの他のテスト (ブラウザー、モバイルAndroid、モバイルiOS) にインポートできます。
mabl Trainerで、次の手順を実行して既存のフローをテストにインポートします。
- [+ (Add step)] > [Flows] をクリックします。
- フローを名前で検索します。
- フローを選択します。
- パラメーター化されたフローをインポートすると、フローの該当するインスタンスにオーバーライドを追加するためのプロンプトが表示されます。オーバーライドは、別のテストや同じテストにあるフローの他のインスタンスには影響しません。
- [Import flow] をクリックします。
フローのインポート
フローを編集する方法
ワークスペース内で編集者または所有者の役割を持つすべてのユーザーがフローを編集できます。
フローを編集するには、mabl Trainerでフローを含むテストを開きます。Trainerのカーソルをフローの中に移動し、必要に応じてステップを記録および修正します。
1つのテストでフローを編集すると、そのフローを使用するすべてのテストでフローが更新されます。自分のバージョンのフローと他のバージョンを分けておく場合は、フローをブランチに保存します。
フローを削除する方法
テストからフローとそのすべてのステップを削除するには、[Start flow] ステップの [More actions (...)] をクリックし、[Remove flow] を選択します。フローはワークスペースで引き続き使用できます。
フローの削除
フローを再利用不可能なテストステップに変換する方法
[Start flow] ステップのごみ箱アイコンをクリックします。フロー内のすべてのステップが、再利用不可能なテストステップになります。[Start flow] ステップを削除しても、既存の再利用可能なステップは変更されません。
フローを再利用不可能なステップに変換する
すべてのインスタンスでフローを更新せずにフローを修正する場合は、フローを再利用不可能なテストステップに変換すると便利です。
または、既存のフローの独自のバージョンを作成する場合は、フローを再利用不可能なステップに変換し、ステップを編集して、ステップを新しいフローとして保存します。