パフォーマンステストは、クラウドでのアドホック実行や、プラン実行の一部として実行できます。パフォーマンステストでは、すべてのランナーが並列実行で行われます。
パフォーマンステストでブラウザーテストが実行される場合、mablは最新バージョンの機能テストを使用します。mablはパフォーマンステストの実行中に自動修復を試みません。
テストでページの要素の検索に最新の情報が利用できるように、これらをプラン内で通常の機能テストとして定期的に実行することをお勧めします。たとえば、これらのブラウザーテストを週1回実行するようなプランを作成することもできます。これにより、アプリケーションに変更があった場合でも、mablはアプリケーションの検索値を最新の状態に維持できます。
アドホック実行、プラン実行、プライベートネットワークでのパフォーマンステストの実行について、下記で説明します。
アドホック実行
テストの詳細ページで [テスト実行] ボタンをクリックし、パフォーマンステストを実行する対象となるアプリケーションを選択します。次に、[テストを1回実行] ボタンをクリックします。
現在、パフォーマンステストのローカル実行はサポートしていません。
プラン実行
ブラウザテストやAPIテストと同様に、プランにパフォーマンステストを追加することができます。パフォーマンステスト前のテストデータの準備や、テスト後のテストデータ復元などで追加の機能テストが必要になる場合、プラン内でパフォーマンステストを実行すると便利です。
パフォーマンステストがプランの一部として実行される場合、次のプラン設定は適用されません。
DataTable シナリオ
DataTable がパフォーマンス テストに紐付けられている場合、パフォーマンス テストでは各仮想ユーザーごとに特定のシナリオが割り当てられ、仮想ユーザーはテスト実行中にそのシナリオを繰り返し実行します。
たとえば、100のシナリオを持つDataTableを使用するように機能テストを設定し、同時接続数を50人の仮想ユーザに設定した場合、パフォーマンステストは、テストの実行時間中、最初の50のシナリオを使用します。
一方、50のシナリオを持つDataTableを使用するよう機能テストを設定し、同時接続数を100人の仮想ユーザに設定した場合、パフォーマンステストでは、テストの実行時間中、1つのシナリオを2人の仮想ユーザが使用します。
プライベートネットワークでのテスト
パフォーマンステストでプライベート環境内のAPIエンドポイントへのアクセスが必要な場合、ホワイトリストに mabl の静的IPアドレスレンジを追加してください。パフォーマンステストで使用するIPレンジは、34.31.17.192/28
です。
現時点で、mabl Link 経由でのパフォーマンステスト実行はサポートされていません。