テスト環境から抽出した値を保存すると、後続のテストステップでその値を使用し、テストの柔軟性と堅牢性を高めることができます。mabl Trainerでは、以下のソースから変数を生成できます。
- 文字列テンプレート
- エレメントプロパティ
- JavaScriptスニペット
- Mailbox変数
- Cookieの値 - ブラウザーのみ
変数を作成する他の方法
このほかに、Trainerでは次の方法で変数を作成できます。
- APIステップ: レスポンスの抽出により変数を作成
- カスタム検索ステップ: CSSまたはXPathを使用
- テストのデータ駆動型変数: データ駆動型変数のプレースホルダーを作成
文字列テンプレートから変数を作成
文字列テンプレートを使用して、定数値、他の変数、ランダムな値、数式から変数を作成できます。サポートされる式の詳細については、有効な式に関する記事を参照してください。
- [{x}] > [Create variable] をクリックします。
- 変数のソースを [String template] に設定します。
- 文字列テンプレートのパターンを入力します。
- 変数に名前を付けます。
- [OK] をクリックします。
エレメントプロパティから変数を作成
ページから値を抽出し、変数に格納するには、エレメントプロパティから変数を作成します。
- [{x}] > [Create variable] をクリックします。
- 変数のソースを [Element property] に設定します。
- マウスポインターのアイコンをクリックし、ページ上のエレメントを選択します。
- ページ上のエレメントを選択します。エレメントが別のエレメントで覆われている場合は、Shiftキーを押しながら上矢印または下矢印を押して、重なっているエレメントをスクロールします。
- 「InnerText」や「Value」など、変数に格納する [Property] を選択します。
- 変数に名前を割り当てます。
- [OK] をクリックします。
変数値の変更
ページから抽出した値を変更する必要がある場合は、JavaScriptスニペットを使用して新しい変数を作成します。JavaScriptスニペットを使用して文字列を変更する例を参照するには、こちらをクリックしてください。
JavaScriptスニペットから変数を作成
JavaScriptスニペットの出力から変数を作成するには、次の手順を実行します。
- [{x}] > [Create variable] をクリックします。
- 変数のソースを [JavaScript] に設定します。
- 新しいスニペットを作成するか、既存のスニペットを使用します。
- [Run] をクリックして出力を確認します。
- 変数に名前を割り当てます。
- [OK] をクリックします。
スニペットの作成方法については、スニペットエディターに関する記事で概要を参照してください。
mabl Mailboxアドレスの作成
単一のテストで完了できるメールテストのシナリオの場合、一時的なmabl Mailboxアドレスを作成します。
- [{x}] > [Create variable] をクリックします。
- 変数のソースを [mabl Mailbox address] に設定します。
- 変数に名前を割り当てます。
- [OK] をクリックします。
mabl Mailboxの詳細については、メールのテストに関するドキュメントを参照してください。
Cookieの値から変数を作成
ブラウザーテストでは、Cookieの値を変数に格納できます。
- [{x}] > [Create variable] をクリックします。
- 変数のソースを [Cookie value] に設定します。
- Cookieを選択します。
- 変数に名前を割り当てます。
- [OK] をクリックします。
HTTPのみのCookie
選択可能なCookieのリストには、一般に認証に使用されるHTTPのみのCookieを含めることができます。HTTPのみのCookieはJavaScriptスニペットではアクセスできないため、変数作成メニューでアクセスする必要があります。Cookieの使用の詳細については、こちらをクリックしてください。