ポップアップの自動消去

mablは、テスト中にページ上に表示されたポップアップを自動的に閉じます。テストしているアプリケーションの変更に、新たに追加または削除されたポップアップが含まれる場合、ポップアップの自動消去を使用することで、mablテストの失敗を防ぐことができます。

この記事では、ブラウザーダイアログとアプリケーション内ポップアップという、2種類のポップアップをmablが操作する方法について説明します。

ブラウザーダイアログ

ブラウザーダイアログには、基本認証のポップアップ、ブラウザーの許可のポップアップ、window.alert()、window.confirm()、and window.prompt() のようなウィンドウプロンプトが含まれます。

ブラウザーダイアログは、WebページのHTMLの一部ではありません。そのため、mablトレーナーはブラウザーダイアログに対する操作を取得できません。

• 基本認証: 基本認証のポップアップを使用するアプリケーションをテストする方法の詳細については、基本認証に関する記事を参照してください。
• ブラウザーの許可のポップアップ: トレーニング、ローカル実行、クラウド実行の間、ブラウザーは、位置情報や通知のポップアップを含め、ユーザーがすでに情報の提供を許可したものとして設定されています。位置情報のポップアップについては、座標はブラウザーが実行されるデータセンターに自動的に設定されます。
• ウィンドウプロンプト: トレーニング、ローカル実行、クラウド実行の間、mablはwindow.alert()、window.confirm()、and window.prompt() のようなウィンドウプロンプトを自動的に閉じます。

アプリケーション内ポップアップ

アプリケーション内ポップアップは、ページ内のエレメントの上に表示されるエレメントです。たとえば、モーダル、ツールヒント、ドロップダウンナビゲーションは、すべてアプリケーション内ポップアップです。

アプリケーション内ポップアップの例

アプリケーション内ポップアップは、WebページのHTMLの一部です。そのため、mablトレーナーは、アプリケーション内ポップアップを操作するステップを記録できます。

クラウド実行中に、他のエレメントによってブロックされているエレメント (モーダルやドロップダウンなど) をステップが操作する場合、mablはブロックしているエレメントをポップアップとして認識し、閉じようとします。

ポップアップの自動消去の実例