Trainerでブラウザーテストまたはモバイルテストを作成する場合、変数は動的なテストステップの作成に不可欠です。この記事では、Trainerでの変数の使用の概要を説明します。内容は次のとおりです。
テストステップで変数を参照する方法
Trainerでは、多くのアクションで変数を参照できます。アサーションまたはVisit URLステップで変数を参照するには、参照する変数をドロップダウンから選択します。
JavaScriptスニペット、フローパラメーター、Configure Find、カスタム検索ステップ、APIステップ、Echoステップなど、その他のアクションでは、mabl変数構文を使用して変数を参照します。
mabl変数構文
テストステップで変数を参照するには、変数名の先頭に@
記号を追加して、二重中括弧 {{ }}
で囲みます。たとえば、product_id
という変数を参照する場合は {{@product_id}}
と記述します。
Configure Findでのmabl変数構文の使用
変数の挿入
mabl変数構文は、他のテキストや静的なテキストと組み合わせることもできます。たとえば、このアサーションは、現在の値がuser789
である変数new_user
を参照しています。プレビューでは、{{@new_user}}@email.com
は、user789@email.com
と表示されます。
変数参照の制限事項
変数の挿入は、データ駆動型変数または環境変数ではサポートされていません。つまり、これらの変数の値には {{@anotherVar}}
のような他の変数への参照を含めることはできません。
テキストフィールドに変数を入力する方法
入力フィールドまたはテキスト領域に変数値を入力するには、次の手順を実行します。
- [{x}] ボタンをクリックします。
- [Use a variable] を選択します。
- [Input value] をクリックします。
- ページ上の変数の値を入力するエレメント (入力フィールドまたはテキスト領域) を選択します。
- Trainerウィンドウで、ドロップダウンから変数を選択します。
- [OK] をクリックします。
ページ上の選択した入力フィールドに、変数の値が挿入されます。