mablのためのネットワークの設定

mablを使用するためのネットワーク要件

組織によっては、mablと組織のネットワークとの互換性を確保するために、追加の手順が必要になる場合があります。このガイドでは、mablを使用するために必要な権限と、サイト分析からmablのテストトラフィックを除外する方法について説明します。

mablデスクトップアプリケーションとmabl Trainerの使用

ネットワーク設定によっては、mablデスクトップアプリケーションとmabl Trainerを使用するために、追加の手順が必要になる場合があります。

ファイアウォールの許可リストへのドメインの追加

送信リクエストをブロックするファイアウォールが会社に導入されている場合、mablデスクトップアプリケーションの設定や機能の一部にアクセスできない可能性があります。この場合、会社のファイアウォール設定を管理する担当者やチームに依頼して、以下のドメインをファイアウォールの許可リストに追加してください。

- *.mabl.com
- *.googleapis.com
- *.rollbar.com
- *.segment.io
- *.pendo.io
- *.zendesk.com
- fonts.gstatic.com
- *.google-analytics.com
- *.googleUserContent.com

プロキシ設定の構成

会社でプロキシを使用している場合、追加の設定を行わないと、mablがプロキシで動作しない場合があります。確認するには、デスクトップアプリケーションで [Help] > [Troubleshooting] > [Check connection to mabl services] に移動します。

mablのサービスとの接続の確認

mablのサービスとの接続の確認

接続の確認に失敗した場合は、会社のプロキシセキュリティを管理する担当者やチームに連絡して、mablデスクトップアプリケーションで[プロキシ設定を構成]するためのオプションを確認してください。mabl CLIを使用する場合は、mabl CLIのプロキシ設定を構成する方法が[こちら]に記載されています。

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セキュリティポリシーが厳しい組織では、ウイルス対策やマルウェア対策の許可リストに、mablアプリケーションを追加しなければならない場合があります。

Chromeのポリシーの確認

mabl Trainerは、ローカルマシンにインストールされているChromeのバージョンを使用して、テストのトレーニングを行います。mabl Trainerを起動できても、mabl Trainerでステップの記録や再生を行えない場合は、Chromeウィンドウでchrome://policyにアクセスして、Chromeのポリシーを確認してください。

Chromeのポリシーに含まれているDeveloperToolsAvailabilityポリシーが0に設定されている場合、mabl Trainerはステップの記録や再生を行えません。DeveloperToolsAvailabilityの値を1に更新する方法については、ネットワークチームにお問い合わせください。このChromeポリシーの詳細については、こちらをご覧ください。

テストの実行

mablには、ローカルおよびクラウドでテストを実行する機能があります。クラウドでの実行では、mablのすべてのテストアーティファクト、包括的なテスト結果、自動修復の機能が提供されます。mablがオープンインターネットからアプリケーションにアクセスできない場合は、mabl Linkを設定するか、許可リストに静的IPアドレスを追加することができます。

mabl Link

mabl Linkにより、mablクラウドとプライベート環境との間にセキュアなトンネルが確立されます。プライベート環境にアクセスするためにmabl Linkを設定する場合、mabl Linkはバックグラウンドで継続的に実行されるように、「常時接続」設定にする必要があります。

詳細については、mabl Linkに関するドキュメントを参照してください。

静的IP

mabl Linkを使用しない環境では、mablのテストトラフィックはすべて、専用のエグレスIPのセットから発信されます。静的IPのリストは、[Networking] ページで確認できます。[Settings] > [Networking] に移動し、[Static Mabl Traffic IPs] というセクションを確認します。

mabl Linkの代わりに、mablの静的IPアドレスをファイアウォールの許可リストに追加して、プライベートテスト環境へのアクセスを許可することもできます。詳細については、[静的IPアドレス]に関するドキュメントを参照してください。

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mablのエグレスIPは、Google Cloudのアーキテクチャーでホストされています。mabl Linkを設定した後や、静的IPを許可リストに登録した後も、テストに環境へのアクセスに関する問題がある場合は、CDNやWeb対応ファイアウォールによってmablがブロックされている可能性があります。

サイト分析からのmablトラフィックの除外

mablのブラウザーテストトラフィックは、トラフィックを識別するために以下のヘッダーを追加します。

  • すべてのリクエストには、X-Mabl-Agentヘッダーがあります。例: X-Mabl-Agent: Mabl/0.1

  • すべてのユーザーエージェント文字列には、mablを含むカスタムのオペレーティングシステムプロパティがあります。例: User-Agent:...mabl (含む)

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APIテストとパフォーマンステストには、これらのヘッダーは含まれません