Selenium Java Agent
概要
Selenium Agentは、実行時に読み込まれるJVMエージェントであり、RemoteWebDriverメソッドの呼び出しをインターセプトして、Seleniumアクションをmablアクションに変換します。このメソッドを使用する場合は、コードを変更する必要はありません。Java Seleniumテストの実行時に、JVMの引数を渡してmabl Selenium Agentを読み込むだけです。
APIキーの取得
Java Selenium Agentを使用する場合の最初のステップは、ワークスペースのAPIキーを取得することです。ブラウザーでmablアプリケーションを起動し、[Settings] > [APIs] の順に選択します。[Create API Key] ボタンをクリックして、キーのタイプとして [Java Selenium Agent] を選択します。「Selenium Migration」のようなキーの名前を入力し、[CREATE] ボタンをクリックします。

APIキーの作成
エージェントのダウンロード
次に、mabl Selenium Agent jarファイルをこちらからダウンロードします。このjarファイルをC:\mabl\mabl-selenium-agent.jar (Windows) または~/mabl/mabl-selenium-agent.jar (Linux/Mac) のような場所に格納します。
エージェントを有効にしたSeleniumテストの実行
Java Seleniumテストを移行するには、以下のJVMの引数を追加して、通常と同じようにテストを実行します。
-javaagent:/path/to/mabl-selenium-agent.jar=apiKey=[your-api-key]
たとえば、EclipseのようなIDEを使用してテストを実行する場合は、実行設定を作成/編集して、次のようにJVMの引数にエージェントを追加します。

実行設定の画像
エージェントの引数
エージェントはいくつかのパラメーターを受け入れます。
名前 | 値 | 必須 |
---|---|---|
apiKey | 使用するmabl APIキー | はい |
httpProxy | host:portの形式で指定する、mablへの接続に使用するプロキシ | いいえ |
proxyUser | プロキシ認証に使用するユーザー名 | いいえ |
proxyPassword | プロキシ認証に使用するパスワード | いいえ |
name | テストをmablに保存する際に使用する名前 | いいえ |
パラメーターは、キーと値のペアをカンマで区切って渡されます。以下は、複数の引数をエージェントに渡す場合の例です。
-javaagent:/path/to/mabl-selenium-agent.jar=apiKey=your-api-key,httpProxy=proxy.example.com:8080,proxyUser=myuser,proxyPass=mypassword
Updated about 2 months ago