DataTableを使用したテストの実行

DataTableのシナリオを使用してテストを実行する方法

DataTableを使うと、1つのテストを、異なるデータセット/シナリオを使って複数回実行することができます。このガイドでは、アドホック実行とプラン実行のそれぞれで データテーブルを使ってテスト実行するときのさまざまなオプションの概要が説明されています。

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DataTableを使用したテスト実行の結果

DataTableを使ってテストを実行するには、まず テストにDataTableを関連付ける必要があります。DataTableを使用したテストは、アドホック実行またはプランの一部として実行することができます。

アドホック実行

テストのアドホック実行でDataTableのシナリオを使用するように設定するには、次の手順を実行します。

  1. 実行するテストに移動します。
  2. [テスト実行] ボタンをクリックします。
  3. テスト用にDataTableの設定を構成します。
  • アドホック実行のローカル実行の場合、「DataTableのシナリオを実行」のトグルスイッチをオンにして、データテーブルとシナリオを選択します。1 回のローカル実行では、1つのデータテーブル シナリオのみ実行できます。

  • アドホック実行のクラウド実行では、選択したDataTableのすべてのシナリオでテスト実行することもできますし、選択した DataTableの特定の1つのシナリオのみ選択して実行することもできます。

  1. [テストを実行] ボタンをクリックします。DataTableが選択されている場合は、実行される回数 (シナリオ数) が [テストを実行] ボタンにも表示されます。

プラン実行

DataTableに関連付けられたテストがプランに含まれている場合、デフォルトでは、関連付けられた全てのDataTableの各シナリオ(行)に対して1回づつテストが実行されます。 このテストが逐次実行されるプランステージ内にある場合は、テストはDataTableのシナリオを使用してテストは1つずつ順番に実行されます。

プラン実行でのDataTableのシナリオの無効化

特定のプランのテスト実行でDataTableを使用しないようにするには、次の手順を実行します。

  1. 編集を行うプランに移動します。
  2. 鉛筆アイコンをクリックしてプラン編集ページを開きます。
  3. [テスト] セクションから、該当するテストを見つけます。
  4. 鉛筆アイコンをクリックしてオプションパネルを開きます。
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プラン編集ページでテストの設定の編集

  1. [+ Add parameter] ボタンをクリックします。
  2. [Type] フィールドを [Ignore DataTables] に設定します。このパラメーターを設定すると、テストで関連付けられたDataTableを使用しないようになります。

  1. [Done] をクリックして設定内容を保存します。
  2. [プランの保存] をクリックします。

テストに1つの特定のDataTableを設定

プラン内で実行されるテストに複数のDataTableが関連付けられている場合、テスト実行の際に特定のDataTableの使用を強制するには、次の手順を実行します。

  1. 編集を行うプランに移動します。
  2. 鉛筆アイコンをクリックしてプラン編集ページを開きます。
  3. [テスト] セクションから、該当するテストを見つけます。
  4. 鉛筆アイコンをクリックしてオプションパネルを開きます。
  5. [+ Add parameter] ボタンをクリックします。
  6. [Type] フィールドを [DataTable] に設定します。
  7. [DataTable] フィールドで、このプランの実行に使用する特定のDataTableを設定します。
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特定のDataTableをプラン用に選択

  1. [Done] をクリックして設定内容を保存します。
  2. [プランの保存] をクリックします。

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DataTableと複数のブラウザを含むプラン

複数のブラウザで実行するようにプランが設定され、DataTableに関連付けられたテストがプランに含まれている場合、このプランでは、DataTableのシナリオごとに、設定されたブラウザーの数だけテストが繰り返して実行されます。

たとえば、プランがChromeとFirefoxで実行され、7つのシナリオを持つDataTableに関連付けられたテストがプランに含まれる場合、このプランでは、DataTableに関連付けられたテストが14回実行されます。

シナリオ名の表示

DataTableに関連付けられたテストを実行すると、プラン詳細ページ、テスト結果ページ、及びテスト結果ページに、シナリオ名が表示されます。

プラン詳細

プラン詳細ページを開くには、左側のナビゲーションメニューで [プラン] を選択し、特定のプランをクリックします。[実行履歴] セクションで前回のプラン実行を展開すると、シナリオ名が表示されます。

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プラン実行でのDataTableのシナリオ

テスト結果

テストの詳細ページを開くには、左側のナビゲーションメニューで [テスト] を選択し、特定のテスト名をクリックしてテスト詳細を開きます。[テスト実行履歴] タブを選択すると、各実行のシナリオ名が確認できます。

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アドホック実行でのDataTableのシナリオ

テスト出力

DataTableを使用した特定のテスト実行の結果を表示しているときに、テストで実行されたシナリオと値を表示するには、次の手順を実行します。

  1. テスト出力ページで、[すべて表示] をクリックします。
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[すべて表示] をクリック

  1. [View] をクリックして、このテスト実行のすべての変数を表示します。[Test Variables] のモーダルウィンドウに、このテスト実行のデータ駆動型シナリオと関連する値が表示されます。
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[Test Variables] モーダルウィンドウ

ブラウザテスト実行のテスト出力ページを表示している場合は、特定のテスト実行で使用されたDataTableを使用してmablトレーナーを起動することもできます。

  1. テスト出力ページで、[テストを編集] ボタンをクリックします。
  2. [トレーナーを起動] または [起動して失敗したステップをリプレイ] を選択します。どちらのオプションを選択した場合も、テスト実行で使用されたDataTableシナリオでmablトレーナーが起動します。
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テスト実行で使用されたシナリオでmablトレーナーを起動