パフォーマンステストの実行

パフォーマンステストは、クラウドでのアドホック実行や、プラン実行の一部として実行できます。パフォーマンステストでは、すべてのランナーが並列実行で行われます。

アドホック実行、プラン実行、プライベートネットワークでのパフォーマンステストの実行について、下記で説明します。

アドホック実行

テストの詳細ページで [テスト実行] ボタンをクリックし、パフォーマンステストを実行する対象となるアプリケーションを選択します。次に、[テストを1回実行] ボタンをクリックします。

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ご注意

現在、パフォーマンステストのローカル実行はサポートしていません。

プラン実行

ブラウザテストやAPIテストと同様に、プランにパフォーマンステストを追加することができます。パフォーマンステスト前のテストデータの準備や、テスト後のテストデータ復元などで追加の機能テストが必要になる場合、プラン内でパフォーマンステストを実行すると便利です。

パフォーマンステストがプランの一部として実行される場合、次のプラン設定は適用されません。

  • DataTable - パフォーマンステストでは、テストに設定されたDataTable設定を使用します
  • 同時実行数 - パフォーマンステストでは、テストに設定された同時実行数を使用します

DataTable シナリオ

DataTable がパフォーマンス テストに紐付けられている場合、パフォーマンス テストでは各仮想ユーザーごとに特定のシナリオが割り当てられ、仮想ユーザーはテスト実行中にそのシナリオを繰り返し実行します。

たとえば、100のシナリオを持つDataTableを使用するように機能テストを設定し、同時接続数を50人の仮想ユーザに設定した場合、パフォーマンステストは、テストの実行時間中、最初の50のシナリオを使用します。

一方、50のシナリオを持つDataTableを使用するよう機能テストを設定し、同時接続数を100人の仮想ユーザに設定した場合、パフォーマンステストでは、テストの実行時間中、1つのシナリオを2人の仮想ユーザが使用します。

プライベートネットワークでのテスト

パフォーマンステストでプライベート環境内のAPIエンドポイントへのアクセスが必要な場合、ホワイトリストに mabl の静的IPアドレスレンジを追加してください。パフォーマンステストで使用するIPレンジは、34.31.17.192/28です。

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現時点で、mabl Link 経由でのパフォーマンステスト実行はサポートされていません。