テスト実行乗数(Run multiplier)の使用
プランを編集して、1つのテストの複数のインスタンスを起動できるようになりました。この機能を「Run multiplier (実行乗数)」と呼びます。これは、複数のテスト実行を作成し、複数のユーザーがテストセットを同時に実行しようとしたときに、予期しないエラーが発生しないことを検証できるためです。この機能は、負荷テストの代替や完全なソリューションではありませんが、その方向への第一歩となるものです。
実行乗数を有効にする方法:
- 実行乗数を追加するプランの [Edit] プロパティに移動します。
実行乗数の増加はmablのコストに影響
実行乗数を使用すると、追加のテスト実行が発生するため、mablの利用料金が増加する可能性があります。乗数を増やすたびに、プラン内の各テストの順列それぞれに対して、追加のインスタンスセットが作成されます。たとえば、4つのテストがあり、3つのブラウザーを使用する場合、プランでは通常12回の実行がトリガーされます。乗数係数3を追加すると、それが12 * 3 = 36回のテスト実行に増加します。

- 編集オプションが表示されている状態で、下にスクロールして [Advanced] セクションを見つけ、[Run multiplier] を選択します。最大で乗数10までのプランを実行できます。

- プランを保存して実行します。

乗数係数7で実行されているプランの例。
トライアルユーザーと有料ユーザー
トライアルユーザーが使用できる最大実行乗数は3倍ですが、有料ユーザーは10倍の乗数を利用できます。
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