GitHub Actions を使ったテスト実行

mablは、インテリジェントなCI/CDパイプラインを構築し、維持するためのツールを提供します。Github Action 2.0を利用することで、「run mabl tests GitHub Actionsは、新しいデプロイを開始すると同時に、mablのテストをトリガー実行できます。

仕組み

mablがパイプラインからデプロイメントイベントを受信するとすぐに、GitHub Actionsで定義された特定のパラメータに基づいて、関連するテストを自動的にトリガーします。そこから、トリガーされたテストが全て完了するまで、Actionは継続的にmablをポーリングします。これが完了すると、Actionはデフォルトで失敗を返し、その後パイプラインを停止します。また、失敗に関係なくパイプラインを継続するよう、Actionを設定できます。テストの結果は、いつでもGitHubから直接見ることもできます。

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mabl GitHub Actionsとmabl GitHub Integrationの組み合わせ

mabl GitHubインテグレーション(アプリ)をインストールすれば、Pull Requestsでの結果など、よりリッチなインタラクションを実現できます。
詳細は、GitHubインテグレーションの設定をご覧ください。

柔軟性と自動化

このモデルの核となるのは柔軟性です。mabl GitHub Actionsは、Actions 2.0の出力機能が提供する多くのテスト結果統計 を利用し、パイプラインが実行する後続のActionsを制御できます。例えば、1回のテスト失敗で自動的に失敗するのではなく、特定の閾値や合格率に基づいて失敗するように、パイプラインを簡単にカスタマイズできます。

さらに、すべてのテストが合格した場合に、次の環境にビルドを自動的にプロモートするようにパイプラインを設定すれば、手動でタグ付けしたり、開発または本番環境へのプッシュをトリガーする必要性がなくなります。

mablのGitHub Actionsの使用方法

Actions 2.0では、mablの「run mabl tests」アクションを、リポジトリののワークフローに直接統合できるようになりました。Jenkinsなどの他のCI/CDツールではなく、mabl GitHub Actionをデプロイのトリガーとして使いたい場合は、mabl Actionをワークフローに直接追加して、mablがテストを実行できるようにする必要があります。

デプロイトリガーの追加方法は、GitHubインテグレーションの設定を参考ください。

GitHub Actionsのサンプルワークフローは、GitHubマーケットプレイスのmabl GitHub Run Tests Deployment Actionを確認ください。

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ワークフローで設定する環境変数

ワークフローで利用する環境変数には以下を設定してください。

  • MABL_API_KEY: キー種別は Command Line Interface です。
  • TOKEN_GITHUB: 右上のUserアイコン > Settings > Developer settings > Personal access tokens から設定します。

Actions のログを見る

デプロイメントが発生した後、GitHub Actionsによってトリガーされた mabl テストの結果をActionsログで直接確認できます。

デプロイのトリガーとなったPRに移動すると、チェックとして含まれるmablテストセクションが表示されます。詳細 をクリックすると、新しいActions 2.0ログが表示されます。このログには、ブラウザ、ステータス、テスト名、実行時間、mablアプリの出力への直接リンクなどの情報を含む、mablテストに関する有益な情報が記載されています。

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GitHub Actionsの出力ログを表示