APIテスト結果の確認

ローカルもしくはクラウドで実行されたAPIテストの出力の確認

APIテストは、ローカル実行とクラウド実行のいずれかで実行できます。このガイドでは、両方のタイプのテスト実行で生成された出力について説明します。

ローカル実行

APIテストをローカルで実行すると、その出力は [Local run output] ウィンドウで取得され、mablアプリケーション内には保持されません。

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APIテストのローカル実行の出力の例

APIテストのローカル実行からは、次のようなタイプの出力が得られます。

情報
ステップの説明Get list of users
GET {{@api.url}}/posts
APIリクエストのメソッドとエンドポイントGET https://api.example.com
ステータス、レスポンスサイズ、APIレスポンス時間[200 OK, 284B, 277ms]
アサーションPassing: ✓ Total users equals 12
Failing: - Status equals 200 [FAILED] expected response to have status code 200 but got 503
コンソールログ 出力| New user's ID is 1234
エラーUnexpected token '<' at 1:1 <!DOCTYPE html> ^

クラウド実行

APIテストをクラウドで実行した場合、その結果は [テスト実行履歴] ページで取得されます。

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[テスト実行履歴] ページ

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ご注意

APIテストの進行状況をライブで表示する機能はありません。APIテストをクラウドで実行すると、テストは完了するまで実行され、その後に結果が表示されます。

テスト詳細の確認

[すべて表示] をクリックすると、テスト実行に関する情報を確認できます。

個々のステップの確認

テストステップをクリックすると、その特定のAPIリクエストに関する詳細情報を確認できます。

  • REQUEST: APIリクエストの詳細
  • RESPONSE: APIレスポンスの詳細
  • ASSERTIONS: テストステップの各アサーションのステータス (成功/失敗) を示します。
  • CONSOLE LOGS: スクリプトでコンソールログに出力している場合、このタブに表示されます。
  • Errors: 失敗したステップのエラーメッセージが表示されます。
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APIテスト実行での個々のステップの確認

機密データのマスキング

誤って機密情報が公開されるのを防ぐため、機密性の高いプロパティやヘッダーの値は、***** の記号で置き換えられます。特定のタブでマスキングされている値を表示するには、右上隅にある [Show] アイコンをクリックします。

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[Show] をクリックして機密性の高いプロパティの値を表示

特定のタブで機密性の高い値が表示されているときは、Show ボタンが Hide ボタンに変わります。値をもう一度マスキングするには、Hide ボタンをクリックします。

値が表示されているタブから移動して、後でそのタブに戻ると、タブを再度開いたときにはその値は再度マスキングされています。

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マスキングされる機密性の高い値

  • authorization
  • proxy-authorization
  • access_token
  • refresh_token

名前は大文字と小文字が区別されません。

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