パフォーマンステストについてよく聞かれる質問 (FAQ)

Frequently asked questions about performance testing

パフォーマンステストはローカル実行できますか?

いいえ、mablのパフォーマンステストは、クラウド実行でのみ実行可能です。

適切な失敗条件を決めるにはどうすればよいですか?

アプリケーションのパフォーマンス基準(ベースライン)を決める性能テストは、パフォーマンステストの適切な失敗条件を特定するのに最適な方法です。また、チーム内で失敗条件に使用できるパフォーマンスSLAを既に決めている場合もあります。 失敗基準の設定に使用できるメトリックの詳細については、こちらを参照してください。

プライベート環境でパフォーマンステストを実行することはできますか?

現在、パフォーマンステスト用の静的IPレンジ 34.31.138.224/27 をご利用いただけます。
現時点では、mabl Link 経由でのパフォーマンステストを実行することはできません。mabl Link経由でのパフォーマンステスト実行が必要な場合は、mabl プロダクトポータルにてご要望をお知らせください。

異なる地域から負荷を発生させることはできますか?

いいえ、現在は、異なる地域からの負荷トラフィックを設定することはできません。この機能が必要な場合は、mabl プロダクトポータルにてご要望をお知らせください。

JMeterからテストをインポートすることはできますか?

いいえ、現時点では、JMeterスクリプトのインポートはサポートしていません。ただし、現時点では、Postmanのテストをmablにインポートし、そのAPIテストを再利用してパフォーマンステストを設定・実行することができます。
この機能が必要な場合は、mabl プロダクトポータルにてご要望をお知らせください。

mablは、パフォーマンステストの利用数をどのようにカウントしますか?

mablは、パフォーマンステストを仮想ユーザー時 (VUH) で測定します。

  • API負荷テストのVUHは、同時ユーザー数×時間数です。
  • ブラウザー負荷テストのVUHは、同時ユーザー数×時間数×2です。

例:

テストタイプVUH
API同時ユーザー数40×15分 = 10 VUH
ブラウザー同時ユーザー数40×15分×2 = 20 VUH

仮想ユーザ時間 (VUH) はどのように計算されますか?

APIテスト実行者 (APIテストを実行する仮想ユーザー) の仮想ユーザー時 (VUH) は、15分単位で請求され、最も近い15分の倍数に繰り上げられます。

たとえば、同時実行仮想ユーザー数が20のAPIテストを実行時間10分のパフォーマンステストの一部として実行する場合、実行時間は15分に繰り上げられます。合計は、20ユーザー×0.25時間 = 5 VUHとなります。

ブラウザーテスト実行者 (ブラウザーテストを実行する仮想ユーザー) のVUHも請求方法は同じですが、ブラウザーテストの1 VUHは請求の際に2 VUHとして計算される点が異なります。

同じ例で、同時実行仮想ユーザー数が20のブラウザーテストを10分のパフォーマンステストの一部として実行する場合、合計は、20ユーザー×0.25時間×2 = 10 VUHとなります。

仮想ユーザ時間(VUH)の割当は月単位ですか、それとも年単位ですか?

VUHの割当は年単位です。

パフォーマンステストの実行回数は、APIテスト/ステップの実行回数の割当に影響しますか?

いいえ、パフォーマンステストはAPIテスト/ステップの実行回数の割当には影響しません。パフォーマンステストは、APIテスト実行回数の割当には影響しませんが、仮想ユーザー時間という、別に割り当てられた実行回数の割当を消費します。

パフォーマンステストを途中で停止するとどうなりますか?

パフォーマンステストを途中で停止した場合、すべてのテストの実行が停止するまでに最大1分かかります。停止したパフォーマンステストは、テストが停止するまでのVUH数を消費します。

パフォーマンステストについて、現在はどのような制限事項がありますか?

パフォーマンステストには、次の制限事項があります。

  • パフォーマンステストで、地域、ネットワークスロットリング、モッキングサービスを使ってトラフィックをシミュレートすることはできません。
  • mabl Link 経由のパフォーマンステストは、まだサポートされていません。
  • パフォーマンステストでは、リクエストボディタイプが「バイナリ」のAPIリクエストはサポートされていません。
  • テスト対象のサーバが許可している場合、仮想ユーザは接続を再利用し、同一仮想ユーザからの複数のAPIリクエストとそれに対するサーバからのレスポンスは、すべて同じTCP接続を通過するようにします。