マルチブラウザのサポート

クロスブラウザの検証は、QAの重要な部分を占めています。mablでは、すべてのテストはデフォルトでChromeで実行されます。ワークスペースの価格プランによっては、Firefox、Internet Explorer 11、Safari、Edgeで実行するようにテストを設定し、Webサイトが異なる複数のブラウザで期待どおりに機能することを確認できます。

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Internet Explorer サポートの終了

Internet Explorerは、2022年10月14日に延長サポートフェーズに入り、2023年10月1日に正式に廃止される予定です。Internet Explorer サポートの終了予定については、こちらをご覧ください。

現時点で、mablはIEモードのEdgeをサポートしていません。

このガイドでは、テストのブラウザ設定を構成する方法を説明します。

ブラウザ設定の構成

プランレベル

[Plan] ページで、設定するプランのプラン詳細ページを開きます。次の手順を実行します。

  1. 左上の [Edit] アイコンをクリックして、[Edit plan] ページを開きます。
  2. [Device settings] まで下にスクロールします。
  3. プランを実行するブラウザを選択します。

  1. ページ下部の [Save plan] ボタンをクリックします。

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ブラウザの追加による実行の増加

プランまたはテストを複数のブラウザで実行するように設定すると、テスト実行の数は比例して増加します。たとえば、8つのテストを含むプランを3つのブラウザで実行するように設定すると、1回のプラン実行で最大24のテストがトリガーされます (テストの失敗によってプラン実行が早い段階で停止されないと仮定した場合)。

テストレベル

アドホックなクラウド実行でも、ブラウザ設定を構成できます。実行するテストの詳細ページを開いて、次の手順を実行します。

  1. [Run test] をクリックします。[Ad hoc run] パネルが表示されます。
  2. [Cloud run] を選択します。
  3. テストを実行するブラウザを選択します。
  4. 必要に応じて、その他の設定を追加します。
  5. [Start run] をクリックして、テスト実行をトリガーします。

ブラウザー固有の機能

次の表は、特定のブラウザーでのみサポートされているmablの機能を示しています。

機能サポートされているブラウザーサポートされていないブラウザー
インテリジェント待機アクセシビリティテストShadow DOMサポートMFAログインのサポートそして右クリックサポート*Chrome、Edge、Firefox Unified、Safari (WebKit)Firefox Legacy、Internet Explorer、Safari Legacy
PDFテストChrome、Edge、Firefox, 、SafariInternet Explorer、Safari Legacy
モバイルWebテストChromeFirefox、Edge、Internet Explorer、Safari
パフォーマンスデータとステップトレースChrome、EdgeFirefox、Internet Explorer、Safari
ブラウザーテストでの視覚的変化の検出Chrome、EdgeFirefox、Internet Explorer、Safari
コンソールログChromeFirefox、Edge、Internet Explorer、Safari
JavaScriptスニペットのパラメーターChrome、Edge、Firefox、SafariInternet Explorer

*これらの機能は、Unified Runnerで実行可能なブラウザーテストでのみ利用できます。

FAQ

Chrome以外のブラウザーでブラウザーテストをトレーニングできますか?

いいえ。mabl Trainerでサポートされているのは、Chrome上でのブラウザーテストのトレーニングのみです。Chrome以外のブラウザーでのテストのトレーニングのサポートをご希望の場合は、mabl Product Portalでフィードバックを提供してください。

ローカルでトレーニングしているブラウザーのバージョンを確認するにはどうすればよいですか?

mablでは、ブラウザーテストのトレーニング時に、お使いのコンピューターにインストールされているChromeのバージョンが使用されます。使用しているChromeのバージョンを確認するには、chrome://settings/helpにアクセスしてください。

クラウド実行で使用されているブラウザのバージョンはどのように確認できますか?

以下の表で、クラウド実行で使用されているブラウザのバージョンを確認できます。

ブラウザバージョン
Chromev113
Edgev113
Firefox Legacyv91
Firefox Unifiedv108
Internet Explorerv11
Safari Legacyv15
Safari (WebKit)v16

テスト実行で使用されているブラウザーのバージョンを確認するには、テスト結果またはテスト出力ページでブラウザーアイコンにマウスカーソルを合わせます。ツールヒントにバージョンが表示されます。

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テスト出力ページでのブラウザーのバージョンの確認

クラウド実行でmablがサポートするブラウザーが更新された場合、変更ログで記事が共有されます。

mablでサポートされているブラウザーがクラウドで使用するオペレーティングシステムはどれですか?

ブラウザーオペレーティングシステム
Chrome、Edge、Firefox、Safari (WebKit)Linux
SafarimacOS
Internet ExplorerWindows

各ブラウザーの最大テスト実行時間を教えてください。

クラウド実行の最大実行時間は次のとおりです。

  • Chrome、Firefox、Internet Explorer、Edge、Safari (WebKit): 6時間
  • Safari: 1時間

各ブラウザーで並列実行できるテストの最大数を教えてください。

各ブラウザーで同時に並列実行できるブラウザーテストの最大数は、次の表に示すとおりです。

タイプトライアルユーザーカスタマー
Chrome、Firefox、Edge、Safari (WebKit)101000
Safari1015
Internet Explorer1050

並列テストの最大実行制限を超えてトリガーした場合、残りのテストのステータスは、他のテスト実行が完了するまで [on hold] になります。同時実行数を増やす必要がある場合は、mablサポートチームまでお問い合わせください。

Unified Runnerでサポートされているブラウザーはどれですか?

Unified Runnerでは現在、Chrome、Edge、Safari (WebKit)、Firefoxがサポートされています。

Legacy Runnerでサポートされているブラウザーはどれですか?

Legacy Runnerでは現在、Firefox、Safari Legacy、Internet Explorerがサポートされています。

モバイルエミュレーションがサポートされているブラウザーはどれですか?

モバイルWebテストは、Chromeでのみサポートされています。

あるブラウザーではテストが失敗し、別のブラウザーでは失敗しない場合、どうすればよいですか?

ブラウザーテストが失敗する場合、調査で最初にテスト出力を確認することが常に推奨されます。失敗するステップに至るまでのステップのスクリーンショットやログがあると、何が起こったのかを解明するのに役立ちます。あるブラウザーではテストが失敗し、別のブラウザーでは成功する場合、問題を切り分けるためにいくつかの手順を実行することができます。

  1. テスト実行履歴を確認: 問題が本当にブラウザーに関連しているかどうかを確認します。ブラウザー上で過去に成功していたが現在は失敗する実行がある場合、成功する実行と失敗する実行を比較して、失敗の原因が環境DataTableシナリオ資格情報などの別の問題ではないことを確認します。
  2. 同じステップを手動で再現: mabl Trainerを使わずに、問題が発生するブラウザーを開き、テストステップを再現します。ブラウザー上で同じ問題を手動で再現できる場合、アプリケーションにおけるブラウザーの互換性が問題の原因である可能性があります。
  3. mablサポートに連絡: テスト実行履歴を確認し、あるブラウザーで常に問題が発生することを確認したが、問題を手動で再現できない場合は、mablサポートに連絡してサポートを依頼してください。