2023/09/19 (早期アクセス) ブラウザロケールとタイムゾーンの設定

テストのトレーニング時および実行時の、ブラウザロケールおよびタイムゾーンのカスタマイズ機能を早期アクセスとして提供します。ブラウザのロケールとタイムゾーンが設定できるようになることにより、以下が可能になります:

  • トレーニング時とクラウド実行時のテスト動作の不一致を低減
  • 複数のロケール/言語でのテストを可能に

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早期アクセスとしてのご提供

ブラウザロケールとタイムゾーンの設定は現在、早期アクセスプログラムとして、すべての mablのお客様と カスタマーとトライアルユーザーに提供されています。

この機能が一般公開となった時点で、ご提供対象と価格が変更される場合があります。一般公開が開始される前に、予告なく機能が変更される場合があります。

ブラウザのロケールとは?

ブラウザのロケールは言語と地域識別子の組み合わせで、ウェブページで使用される言語や、通貨、日付形式、数値の表示値に影響を与えます。

例えば、eコマースサイトなどでは、ユーザーのブラウザのロケールによって表示言語などを変えることがあります:

  • en-USまたはen-GBのブラウザロケールでページにアクセスすると、デフォルトの表示言語として英語が選択される
  • ja のブラウザロケールでページにアクセスすると、デフォルトの表示言語は日本語に、デフォルト通貨は円が選択される

ブラウザのロケールやタイムゾーンの設定はなぜ必要?

ローカルでmablテストをトレーニングし、ローカル実行する場合、デフォルトのロケールとタイムゾーンは、ユーザーのオペレーティングシステムから継承されます。

しかし、テストをクラウド実行する場合、mablはブラウザのロケールをアメリカ英語に設定し、タイムゾーンをUTC+0に設定します。この設定では、トレーニング時のアプリケーションの挙動とクラウド実行時のアプリケーションの挙動が異なる可能性があります。

どうすれば利用できますか?

この機能は、mablアプリのLabsページ( ワークスペース > LABS) から有効化できます。ただし、この設定を有効にするには、ワークスペースのOWNER (所有者)権限が必要です。

これらの設定はどこで変更できますか?

mablデスクトップアプリの以下の場所で、ロケールとタイムゾーンのデフォルト値を設定

  • プラン実行: 「プランを編集」ページ内、デバイス設定>追加設定
プランのロケールとタイムゾーン設定を編集

プランのロケール・タイムゾーンを設定

  • アドホッククラウド実行: アドホック実行パネルで 「ローカライズオプションをカスタマイズする」トグルスイッチをONにして設定

  • デスクトップアプリでのトレーニング作業とローカル実行: Preference メニュー Edit > Preferences > Browser

Editing locale and time zone settings in the Desktop App

デスクトップアプリでロケールとタイムゾーンを設定

  • mabl CLI からテストを実行 : 実行時に --locale--timezone-id引数を指定

フィードバックをお寄せください

ブラウザのロケール・タイムゾーン設定は早期アクセスとしてご提供しています。お気づきの点・ご要望がございましたら、mabl product portal にてフィードバックをお寄せいただけますようお願いいたします。(投稿は日本語で大丈夫です)