Basic認証とカスタムHTTPヘッダーの追加
認証ヘッダを使用する
あるリクエストの中にすでにauthorizationヘッダーが存在する場合、 mablがそのリクエストに追加のauthorizationヘッダーを適用することはありません。Basic認証の追加や カスタムHTTPヘッダーへの認証の追加は、リクエストが認証ヘッダーを含んでいない場合にのみ機能します。
Basic認証の追加と使用
テスト環境がHTTPで定義されるBasic認証で保護されている場合、Basic認証の資格情報を使用してmablテストを設定できます。Basic認証を設定するには、以下の手順を実行します。
- Basic認証の資格情報を入力するには、左側のナビゲーションバーで [テスト環境設定] をクリックします。
- [クレデンシャル] タブをクリックします。
- [クレデンシャル] タブの [新規 クレデンシャル] ボタンをクリックします。[クレデンシャルの追加] という新しいページが表示されます。

mablクレデンシャルの作成
- クレデンシャル名(Credential Name)、説明、ユーザー名(Username)、パスワード(Password)を追加します。
- [SAVE] ボタンをクリックします。
クレデンシャルはプランごとに設定できます。または、手動でテストを実施するアドホック実行でもクレデンシャルの指定が可能です。
Basic認証クレデンシャルをプランに追加する方法
あるプランにおいてHTTP Basic認証を有効にする手順は以下のとおりです。
- 左側のナビゲーションメニューで [プラン] をクリックします。
- 設定するプランの名前をクリックします。
- 画面左上の鉛筆のアイコンをクリックして、プランを編集できるようにします。
- [デバイス設定]セクションまでスクロールします。
- [詳細オプション]をクリックするとメニューが開きます。
- [HTTP ベーシック認証が必要です] をオンにします。

Basic認証設定は[詳細オプション]内にあります
- 表示されるドロップダウンから認証情報を選択します。

Basic認証クレデンシャルを設定する
- 設定を完了するため、このページを離れる前に、ページの下部にある [SAVE] ボタンを必ずクリックしてください。
Basic認証クレデンシャルをアドホック実行に追加する
「アドホック実行」パネルから、手動でテストを実行するアドホック実行時のBasic認証を設定することができます。

注: Basic認証とアプリケーションログインの使用
HTTP Basic認証とアプリケーションログインの両方を同時に使用することができます。Basic認証の資格情報を指定すると、その資格情報は、HTTPレイヤーで他のリクエストと一緒にテストサイトに送信されます。アプリケーションの資格情報も指定されている場合、mablはログインフォームを見つけ、指定された資格情報を入力してアプリケーションにログインを試みます。
カスタムHTTPヘッダーの追加
mablでは、各リクエストとともにカスタムHTTPヘッダーを渡すように設定することができます。カスタムヘッダーは、認証や、アプリケーションの特定の動作の実行に使用できます。カスタムHTTPヘッダーを追加するには、以下の手順を実行します。
-
プランを編集するために、テストパネルに移動しプランを選択します。Edit を選択して、プランを編集できるようにします。
-
ウィンドウを下にスクロールし、[デバイス設定]セクションの [詳細オプション]をクリックし、 [カスタムHTTPヘッダーを送信する] のトグルスイッチを有効にします。最後に、ヘッダーのキーと値のペアを1つ以上追加します。

カスタムHTTPヘッダーをプランに追加
- 設定を完了するため、このページを離れる前に、ページの下部にある [SAVE] ボタンを必ずクリックしてください。
カスタムHTTPヘッダーをローカルテスト実行に追加
ローカルテスト実行にカスタムHTTPヘッダーを設定する手順については、ここをクリックしてください。
制限事項
1回のアドホック実行のみにカスタムHTTPヘッダーを設定することはできません
Updated 21 days ago