2021/06/11 パフォーマンスのトレンド情報の提供開始

パフォーマンスチャート画面の登場! ローカル実行、GitHub Action、Webhookなどもどんどん改善しています!

テストとFlowのパフォーマンストレンド表示画面が確認可能に

テストのパフォーマンスをグラフィカルに表示したパフォーマンスチャート画面がリリースされました。Enterpriseプランやトライアルのお客様はテストの詳細ページにある「PERFORMANCE」タブから確認可能です。設定も不要です。

これは単純に、テスト実行にかかった時間ではなく、テスト対象アプリのパフォーマンスを測定するもので、アプリのパフォーマンスの変化や、リグレッションテストにおける問題発見が可能になるはずです。

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パフォーマンスチャート画面によってテストのパフォーマンスが明確に理解できます

詳細については Viewing test performance over timeをご確認ください。

API Testing がリリースされました

前回のリリースノートにもありましたが、API Testing (APIステップとは別です)がEnterpriseユーザ向けに提供開始となりました。他のプランでもアドオンとして利用可能ですので、E2EテストをAPIレベルまでカバレッジを広げたい場合は、お気軽にこちら。

ローカル実行のちょっとした改善

ローカル実行は高速ですが、これまでテスト後にブラウザを閉じてしまっていました。しかし、原因特定を簡単に行うために、「ブラウザを開いたままにする」オプションを追加しました。問題があったなら、Chromeの開発ツールを開くなり、画面を確認するなりして、原因調査が可能です。

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CLIで設定する場合は、 --keep-browser-open というオプションを付けてください。

mabl tests run --id <TEST ID> --keep-browser-open

このオプションは、 mabl-cli 1.1.10から利用可能です。

GitHub Action対応の強化

GitHub Actionからのテスト実行はいかがサポートされています。

  • http-headers : HTTPリクエストにヘッダ情報を追加
  • mabl-branch : mablのテストの特定ブランチを指定して実行
  • plan-labels : Planに設定されたラベルを指定して実行

さらに、ブラウザやPlanのラベルリストを渡す構文としてYAMLがサポートされました。もちろんこれまでの構文も利用可能です。

利用方法については、こちらのサンプルを参考にどうぞ。

GitHubワークフローについては、@v1.10 か、@v1タグを指定して最新のものを利用してください。

Webhooksを使ってテストケースをサポート

mabl webhookを設定すると、設定したテストケースのテスト実行状況などをJson形式で返してくれます。これによって、テストケース管理ツールとの統合に便利になりました。

例えば、 journey_executions[0].test_cases の情報は以下のようになっています。

//...
"journey_executions": [
{
  "status": "succeeded",
  "name": "My Awesome Test!",
  //...
  "test_cases": [
    {
      "id": "blue-42"
    },
    {
      "id": "red-87"
    }
  ]
},
//...

mabl webhookの詳細はこちらをご確認ください。

Chrome v91対応

Chromeブラウザ v91に対応しました。今回はリリースから10日ほどで対応完了となりました。

Chromeのリリース状況についてはこちらをご確認ください。

リリースノートはこちら