ブランチとバージョン管理

テストのブランチを使用すると、テストのmasterバージョンに影響を与えることなく、テストに個別の変更を加えることができます。そのため、スケジューリングされたリグレッションスイートの一部としてテストの実行を続ける一方で、ブランチでテストに変更を加えることもできます。

テストのブランチを使用すると、テストのmasterバージョンに影響を与えることなく、テストに個別の変更を加えることができます。そのため、スケジューリングされたリグレッションスイートの一部としてテストの実行を続ける一方で、ブランチでテストに変更を加えることもできます。デフォルトでは、新しく作成したテストは、特に指定しない限り、masterブランチに保存されます。つまり、masterバージョンを開き、変更を加えた後、それをブランチ (例: my_feature_branch) に保存できます。テストの変更をブランチに保存しても、テストの他のバージョンに影響はありません。テストを保存するブランチの数は任意です。ブランチの作業が完了した後で、そのブランチをmasterにマージできます。マージすると、ブランチに保存されていたすべてのテストのmasterバージョンが更新されます。

ブランチのワークフローを使用したテストブランチのワークフローを使用したテスト

ブランチのワークフローを使用したテスト

ユースケース

テストのブランチ指定には、以下の4つの主要なユースケースがあります。

  • コアのテストスイートに影響を与えずに開発ブランチをテストする。
  • masterテストバージョンに影響を与えずに、テストで試し、フィードバックを得る。
  • 2つの異なる環境 (例: devとprod) で、同じテストの2つのバージョンを実行する。
  • CI/CD環境間で、テストをコードとともに昇格させる。

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ブランチの制限事項

  • スニペット - ブランチはサポートされていません。テストブランチのスニペットを更新すると、そのスニペットが使用されているすべてのテストブランチとバージョンでそのスニペットが更新されます。
  • ブランチのマージ - 競合の解決は行われません。masterの内容は、実質的にブランチバージョンによって上書きされます。
  • 環境にテストバージョンのスナップショットを作成する処理は、まだサポートされていません。ブランチをマージすると、すべての環境は、master以外のブランチが指定されている場合を除き、masterバージョンの実行を開始します。

テストのブランチ指定

テストをブランチに保存するには、mablアプリケーションに移動してテストを作成するか、既存のテストを開きます。これで、mabl Trainerが開きます。Trainerの上部に表示されるブランチのデフォルトはmasterです。そこから新しいブランチを作成するか、既存のブランチに切り替えることができます。

mabl Trainerでのブランチの表示mabl Trainerでのブランチの表示

mabl Trainerでのブランチの表示

[SAVE] ボタンをクリックしてテストをTrainerに保存すると、選択したブランチに変更内容がすべて保存されます。ブランチを切り替えて変更を加え、ローカルのChromeブラウザーで変更内容を再生することもできます。

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テストのブランチ指定の留意事項

指定したブランチに保存されるものは、テストステップに対する変更のみです。テスト名や説明など、トレーニングステップ以外の情報に対する変更は、テストのすべてのブランチに適用されます。

ブランチ指定したテストの実行

単一のテストの実行

ブランチで単一のテスト実行をトリガーするには、テストの詳細ページに移動してブランチを選択し、RUN TEST ボタンをクリックします。選択したブランチのテスト実行がトリガーされます。

テスト概要のブランチセレクターと [RUN TEST] ボタンテスト概要のブランチセレクターと [RUN TEST] ボタン

テスト概要のブランチセレクターと [RUN TEST] ボタン

表示されるサイドバーで、テストを実行するブラウザー、アプリケーション、環境を選択します。必要に応じて、資格情報も追加できます。

プレビュー環境をテストする場合、つまり、任意のURLに変更して環境をテストする場合、URL override オプションを使用する必要があります。この場合も、テストを実行するアプリケーションと環境については選択する必要がありますが、URLについては、テストを実行すると、このオプションで指定したURLが元のURLをオーバーライドします。下部の実行ボタンをクリックし、結果が表示されたらクリックします。

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Basic認証とHTTPヘッダーのサポート

上述の単一の手動テストの実行では、Basic認証とHTTPヘッダーはサポートされていません。アプリケーションまたはテストでこの機能が必要な場合は、後述の手順を実行してください。

プランの実行

ブランチでプランを実行することもできます。そのためには、プランの詳細ページで RUN PLAN ボタンメニューから、オーバーライドを伴うプラン実行を選択します。必要に応じて、プラン実行のブランチを選択し、テスト環境のURLをオーバーライドできます。選択したブランチのバージョンをプランのテストが持っていない場合、プランはそのテストのmasterバージョンを実行します。つまり、開発環境で完全なリグレッションスイートを実行し、ブランチに変更を加えた後、テストとテスト対象アプリケーションに問題がないことが確認できた時点で、ブランチをマージする必要があります。

オーバーライドを伴うプランの実行: ブランチとURLオーバーライドを伴うプランの実行: ブランチとURL

オーバーライドを伴うプランの実行: ブランチとURL

プランまたはテストの実行をブランチで行った場合、ブランチ名を示すバッジが追加表示されます。

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ブランチとプラン

プランをブランチに保存することはできませんが、ブランチを指定することはできます。現在、プランはすべて、テスト編集のデフォルトの保存先であるmasterブランチで実行されます。つまり、プランは、masterにマージされたテストの最新バージョンを常に実行します。テストがmaster上にバージョンをまだ持っていない場合、最終的な配置先となるプランにテストを追加することはできます。プランは、そのテストをデフォルトでスキップします。

ブランチの管理

テストブランチのリストを表示するには、mabl Webアプリケーションで [Tests] > [BRANCHES] タブの順に移動します。この画面で、ブランチの作成、マージ、削除ができます。

mablのテストブランチのリストmablのテストブランチのリスト

mablのテストブランチのリスト

ブランチのマージ

ブランチをmasterにマージするには、ブランチテーブルの Merge ボタンを使用します。マージを実行すると、そのブランチにあるテストとフローのすべてのバージョンで、ブランチ内のバージョンがmasterに単純に変換されます。そのため、ブランチのマージには細心の注意を払う必要があります。

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マージに関する制限事項

現時点では、masterへのマージしかできず、マージ先として他のブランチを選択することはできません。さらに、ブランチ作成後にmasterに対して変更が行われた場合、そのブランチをマージすると、masterへの変更内容のうち、ブランチに明示的に追加されていない変更内容は、実質的にすべて破棄されます。

マージの取り消し

テストのマージ後のバージョンが意図しない結果に終わり、テストを元のバージョンに戻さなければならない場合があります。その処理を行うには、テストの変更履歴に移動し、古いバージョンを選択し、テストの最新バージョンとして保存します。


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